戦争大好き人間に変身したトランプ2政権、1年目は関税爆弾戦争を仕掛け、2年目は正月早々からほんなもんの戦争をおっぱじめ、2月28日には核交渉中のイランを急襲してテッペンや総司令官、国防大臣など一度に殲滅、いくらGBUやMOABを投下しても反撃し続けるアレキサンダー大王も大遠征で手を焼き撤退したイラン(ペルシャ)、今に至っている。
トランプは日常に戻れば、常に株価・物価・支持率を気にしている小人物でもある。
今回4月1日=エイプリルフールのトランプ演説、これまで通り一貫性のないTACO丸出し、新鮮味もなく演説は終わった。
今後も原油価格が暴騰すれば、終戦を口にして下げる発言を行うのだろう。そのオオカミ少年の言動も前回はクウェートタンカー攻撃で下げず100ドル台に、今回は演説の前説が大きかっただけに97ドル台まで大きく下げたものの、本演説では失望され、原油価格は105ドル台(WTI時間外/日本時間2日午後1時40分現在)まで急騰している。
原油価格も高値で安定すれば、日本の食料品インフレのようにそれが当たり前になる。
物価高の米国民の不満さえ声にするのは一時的なもの、選挙では、トランプは持ち前の有権者に対するポピュリスタとして、選挙民のサガを扇動・先導・洗脳すれば、選挙結果はどうにでもなる。
米国のガソリン価格は店舗では戦前の2月27日に比べ35%前後高いが、米国のガソリンの先物取引市場では50%以上高騰しており、まだ米国のガソリン価格は上昇し続けることになる。
RBOBガソリン先物価格は2月27日2.0779ドル、現地時間4月1日22時50分現在3.2180ドル・・・54%高(3月30日は3.3515ドル/61%高)となっている。
対ドル円も158円台、一時157円台まで下げたが、演説後、159円台に戻っている。
1日2600円上げた日経平均、2日も演説期待により上昇スタートしたものの、期待外れ、▲1100円(13時00分現在)下げている。
トランプは、演説で2~3週間で戦争は終わるとしたものの、発言内容からして、イランしだいで終わりそうにもなく、ホルムズ海峡封鎖は続き、戦争は続く可能性が高い。
トランプはイランを破壊尽くすとも述べており、もしイランの電力インフラや原油積み出し施設のカーグ島を攻撃すれば、イエメンフーシ派は事前に紅海を封鎖すると宣言しており、現在、主に日韓東南アジア向けに日に500万バレル(25万トンタンカーで200万バレル搭載可)の輸出基地となっているサウジの紅海側のヤンブーでの調達も難しくなってくる。
ヤンブーはフーシー派が持つ弾道ミサイルの射程圏内でもある。もしもヤンブーが攻撃され100発中1発でも核心施設に命中すれば原油の積出は不可能となり、原油価格は120ドル-150ドル台まですっ飛ぶことになる。
サウジの王様は湾岸諸国の外相会議でこうした状態が4月まで続けば180ドル台まで上昇すると危機感をあらわにして警告、一部では200ドルを突破すると指摘されている。
トランプは、中東から原油が買えなくなった国は、アメリカから買えと言っている。
そのアメリカの原油の生産量は米国の需要とほとんど変わらず、輸出できる原油はごく僅か。そうした米国でさえ、ロシア産原油を安価に購入して精製した中国企業製のガソリンを米国は購入している(今回の危機で中国政府はガソリン等石油製品の輸出を禁じている)。
戦争を終了するには、トランプは自己流の勝利・終戦宣言を発し、涼しい顔して完全撤退すれば、今度は和平に向け欧州や日本の主要国(米国外したG7国)が乗り出すことだろう。
やはり米-イラン間で核協議をやっている最中に米が奇襲攻撃、テッペンを取ったと有頂天になったトランプの狂気性は、米議会がトランプ党に支配され機能不全、まだまだトランプの戦争ゲームは続き、イランはトランプをネタニヤフ同様全く信用もしていない。
すでにイランの次にはキューバ人のルビオ国務長官が陣頭指揮してキューバ攻撃、その次はコロンビアも用意している。
トランプ1政権では、ご意見番ともなる保守長老たちを要所要所に配置していたが、2政権ではお気に入りやお友達ばかりを侍らせ、イラン戦争反対のヴァンス副大統領でさえ「刑務所に行きたくない」と口にしその後イラン戦争には口を噤み、誰も意見しない独裁者のトランプ帝国にしてしまっている。
本人自身が13歳売春供述のエプスタイン問題を抱え、エプスタインのカリブの売春リゾート(エプスタインの私島)へ同行してPJ機で訪れていたラトニック商務長官は今でもトランプの後ろに陣取っている。
トランプと疑似性の大統領は、長期政権のプーチンであり、禁断の3期目に突入している習近平でもある。長期政権の独裁権力者たちは私権と国権を履き違えて底なしに行使し続けている。民主主義や共産主義の限界なのだろう。
トランプがネタニヤフやFOXマードック(その子分のヘグセス国防長官)と連絡を取り合う限り戦争は続く。6月14日には80歳を迎えるトランプ、ボケ、朝令暮改、TACO延髄切り、頑固病当これら老人病が精神を冒し始めているようだ。疑惑王のマードックに至っては95歳、頑固病一徹で今や世界支配のフィクサーになっている。高齢からくる頑固な攻撃性によりトランプの頭は揺れ動いている。
4月1日のエイプリルフールの虎演説、内容に新鮮味もなく、前説より大幅後退し、WTI原油、終値で今シーズン最高価格へ。
スクロール→
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TACO虎に踊らされる原油市場(NY-WTI先物価格)
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初値
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高値
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安値
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終値
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前日比
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2月26日
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65.65
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66.71
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63.60
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65.21
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65.21
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2月27日
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65.35
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67.83
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64.85
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67.02
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1.81
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3月2日
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75.00
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75.33
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69.20
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71.23
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4.21
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3月9日
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98.00
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119.48
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81.19
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84.77
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3月30日
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102.60
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105.36
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99.43
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102.88
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3月31日
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105.27
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106.86
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99.62
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101.38
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-1.50
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4月1日
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101.72
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103.31
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96.50
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100.12
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-1.26
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4月2日
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98.92
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97.50
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105.19
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4/2日は日本時間13時45分現在
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