アイコン 東彼杵地区合併協解散を批判、何故イチャモン付ける金子知事

金子0611地方分権が叫ばれる中、国は財政難から地方の合併を推進してきた。財政難であるにもかかわらず、多額の合併交付金の餌までバラ撒くというおかしな動きでもある。

長崎県では、23日東彼杵地区の東彼杵町、川棚町、波佐見町の合併協議会が解散したことに対して、金子県知事殿は激怒している。
金子県知事は、国の総務省に対して良い顔をしたかったのであろうが、地域住民が決めることであり、県知事が口をトンガラカスことではない。
3期で終了が確定的な金子県知事は、お坊ちゃま育ちだけに何でも自分の思い通りになると錯覚しているのではないだろうか。
知事殿は財政難財政難といいながら県庁を建てるという。県庁関係の事務所が県庁周辺に数多くテナントとして入居しており、新庁舎を建築すれば入居ビルによってはガラ空状態になり、県としては家賃の支払がなくなろうが税収も減る。都市部の過疎化が進行する可能性もある。
合併した市町村では、合併交付金で大きな箱物を作り、喜んでいる役所や建築屋さんであるが、地元自治体の負担金もあり、新たな財政負担で将来が危ぶまれている自治体もある。行政サービスも過疎地へのサービスが行き届かなくなった「平成の大合併」地も多いと聞く。
 
合併交付金は、普通交付金と特別交付金+補助金が用意されている。
バラ撒きの合併交付金の概要等(総務省HP)
twitter
[ 2009年6月25日 ]
この記事の関連記事
スポンサードリンク
スポンサードリンク