アイコン 谷川弥一・衆議院予算委員会速記録!④

谷川公共工事を私物化するために政治屋になり下がり、金のためなら政略結婚だって平気でする谷川弥一らしい質問だ。予算委員会での質問は初めてらしいが、最初で最後にしていただきたい。

○谷川委員
私は初めて予算委員会で今度立たせてもらっているんですが、うちの塩じいみたいにいかにも包容力があって優しそうな財務大臣と、そして、お世辞じゃなくて、私は仙谷行政刷新担当大臣が一番好きなんです。本当に見るからに知性と教養があって、痛いところに、理屈じゃなくて、自然と体がすっと寄っていきそうな雰囲気を持っていらっしゃいます。反対党ではありますが、この人に物を言われたら返事をすぐするだろう、そういうふうに思っております。それで、前原先生もそれは日本の大政治家になる人だと僕は思っております。お世辞じゃありません、毒まんじゅうでもありません。信じてください。
それで、三人の方が関係あるんですが、補正予算を切ったということによってどういうことが起きるかということが本当にわかっていらっしゃるのかどうか。私は、使っていなかった金を寄せ集めただけじゃないかなとか、いろいろな思いが実はあるんです。
なぜこんなことを言うかというと、私らが率直に言って今回の選挙で一番こたえたのは、二万六千円でした。これはこたえました。それで、一番頭にきたのは、こんなの書いてあったんですよ。天下っているところに十二兆円無駄な金が行っているんだ。それから五兆円を引っぱがす、こう書いているんです。だから、その五兆円を引っぱがして子ども手当をやられたら、これはもう本当にギャフンだな、しかし、それは多分できないよ、これは多分うそだ、そして結局は切りやすいと二ろから切っていくんだ、見とってみろと私は選挙中ずっと言っておった。もう一つ言ったのは、一家のおやじと仮にすると、民主党のおやじと自民党のおやじと、民主党のおやじさんは、家族を集めて、嫁さん、子供、親戚を集めて、まんじゅう食え、ステーキ食え、観光旅行に連れていこうか、あれをしてやる、これをしてやる、こう言う。うちのおやじは、こら、おまえ、勉強せぬか、走り回って体ば鍛えろ、こう言った。どちらがいいおやじだと僕は言ったんです。そうしたら、八割以上が、おまえの言うのが本当と言ってくれました。結局、政治というのは、厳しいことを要求する強さがないとだめだと僕は思っているんです。そういう意味で、無駄な金を削って、なかったら、ごめんなさい、二万六千円やめたと言うべきだと僕は思うんですね。なぜ公共事業を切っていくのか。それを僕はまず皆さん方に強くお願いしたいんです。
これは実は、うちの長崎で、おたくの民主党の国会議員と協約しているんです。聞いて調べてください。みんな切らないと言っているんだから。切らないと言っているんですからね。これは時間がかかるので一々読みませんが、やると言っているんですよ。県内未執行事業の凍結はしないと言っているんです。だから、これをやったということは調べてくださいね。うちの国会議員がうそを言って通ったことになりますからね。こういう場合には詐欺師と言うんですよ、普通。何かコメントありませんか。僕はどっちが切ったのかよくわからないけれども。関係のある人が答え下さい。

谷川○仙谷国務大臣
谷川先生の宗教的なお話も伺いながら、やはりまだまだ修行が足りないな、一遍ぐらい棺おけをのぞいてきたぐらいでは大したことないなと思いながらお伺いをしておったわけでございます。
そして、過疎の話は、私の地元も過疎のところがございまして、ただ、結論的なお話からいいますと、おっしゃる話はちょっと違うんではないかという気がしました。
といいますのは、私、この一年、二年の予算委員会でよく使ったのは、小林虎三郎のまさに米百俵の精神で。ございまして、小泉さんは一番最初の所信表明で使われたわけではありますが、どうもそのことを実行しなかったなと。つまり、今風に言えば、公共事業ではなくて、まさに教育あるいは医療、子育てというところに資源を集中するというのが、当時の明治維新の小林虎三郎が焼け跡の長岡藩を受け持ったときの、いわば強引といえば強引か施策だったわけでありまずけれども、そういうことで、日本の現状というのはどうもそういうふうになっているんじゃないか。だから、私どものところの過疎も、過疎法を延長し、これをソフトに使えるようにするというそのコンセプトはむしろ正しいんですが、いつまでもやはり道路だダムだということをやっていますと、新しい生き方、新しい工夫、新しいシステムというのに資源を投入できないままずるずるといって、国破れて道路ありとか、国破れて.大きなダムありというようなことが、我が地元といいますか、そういうところでもございます。
そういうところにいかないで、おじいちやん、おばあちゃんが葉っぱを集めてきて、それを商売にするというようなことを事業にした徳島の上勝町の「彩」というのは私は大変新しいライフモデルだなと。すべての人々が葉っぱを集めてきて生活できるわけじゃありませんけれども、一つのマーケットユーズとつながってお年寄りができる仕事を開発したという意味ではすばらしいなと。
ここは、高齢者の医療費も、徳島の平均が「人当たり八十二万、多いところは九十三万、だけれども、ここは一人当たり六十二万ぐらいの年間の医療費で済んでいますから、こういうのを必死でやはりつくっていく工夫もないといけない。そういうことを支援するような施策を展開しなければならないということをずっと野党時代に着手へもしくは申し上げておりまして、やはりそういうことを今度の補正予算の凍結とか執行停止に当たってもなるべく、今年度に使うことになっているのは、特に地方向けの部分はこれけ触れないという原則が総理大臣からももちろん出ておりましたから、そういう原則に従う。つまり、だから次年度以降の分については、今年度使うものになっていないわけですから、それはもし必要なものならば、本当に必要なものならば通常予算の中で組んではどうですか、そういうものもあるんじゃないんでしょうかと。
要するに、基金とか独立行政法人とかというところにためておくというのはこれはモラルハザードのもとになるという思いで、今度の執行停止というのをかけた部分が三兆円弱ということになっておるわけであります。総務大臣もそうおっしゃっていますけれども、地方が自立的に新しいコミュニティーを形成で、きるような装置、とりわけ医療とか介護とか子育てというものについては、ここにやはり重点的にまずは資源配分をする、このことをモットーにこれからもやってまいりたいと思っております。
どうもありがとうございます。
 

[ 2009年11月16日 ]
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