アイコン 販売不振の福岡分譲マンショ市場/中央デベ⑦/大和ハウス

大和ハウスは、福岡では東区千早に中型物件を軽々こなし、その後も福岡で開発し続けるかと思われたが、熊本が好きなようで何棟も熊本で開発して討ち死に。一時九州から分譲マンションの撤退説まで流れた。同社への取材によると「今後福岡市の開発は行うが、土地の既手当てなどない限り福岡以外の開発は行わない」と述べている。熊本でコリゴリしたのであろう。

その福岡市での開発も販売中は1件のみであるが、北九州市では超高層マンションを開発しており、その2件を紹介する。なお、福岡県ではこの2棟だけであり、九州の他県では長崎市と宮崎市で販売中である。 
 
「プレミスト平尾浄水オークハウス」(85戸、福岡市中央区平尾浄水町、平成22年5月完成予)、高級住宅街にしては大き過ぎるかもしれないが、営業マンも他に分譲マンションを売る物件もないことから何とかするであろう。
 
<超高層マンション>
「小倉D.C.TOWER」(41階建、195戸、北九州市小倉北区室町二丁目平成23年2月完成予、大林組施工)、現場はかなり上層部まで上がり、周辺からも見えるようになってきたがまだ高くなる。販売開始は、まだ未定である。
 
同社は、栄泉不動産が福岡市東区千早で開発して頓挫している31階、2棟建高層マンションを狙っており、栄泉の民事再生計画が提出期限となる12月までに結論を出すと思われる。栄泉の当物件も大和の「小倉D.C.TOWER」を建設している大林組であり、お互いの幸せのために取得に向かうと思われる。

 

[ 2009年11月26日 ]
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