アイコン 販売不振の福岡分譲マンショ市場/中央デベ⑧/穴吹工務店

お断り
「販売不振の福岡分譲マンショ市場/中央デベ⑧/穴吹工務店」の記事は、穴吹工務店が破綻する前に起こした原稿をそのまま掲載しています。


不動産バブル崩壊で、つい先日までの栄華が吹き飛んでしまい、最近では再建路線の違いから一族以外の全役員が退任するという異常事態が発生している穴吹工務店である。

同社が分譲マンションを開始したのは福岡の地からであり、ぜひ再興してもらいたいものであるが、寂しく現在同社が販売中の物件は1件だけである。野間アピロス跡地に開発したマンションは既に完売している。
「サーパス荒江」(85戸、福岡市早良区荒江3丁目、平成21年10月竣工)、現在33戸販売中である。九州では早くから進出している実力者でもある。
同社の九州での開発は、佐賀1、長崎2、熊本2、大分1、鹿児島1となっている。
同社の経営問題は、不動産バブルの崩壊に当然起因しているが、最近東京を越え東北や北海道まで進出したことが裏目となっている。西日本で圧倒的な強さを誇る同社であるが、土地が異なれば建物仕様も営業方法も異なることぐらい分かっていたはずである。また営業エリアを拡げるには管理職・スタッフの充実をはかり配置しておかなければ、危機の時に対応が遅れる危険性を孕む。それが不動産ミニバブル崩壊の怖さである。
 

[ 2009年11月27日 ]
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