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販売不振の福岡分譲マンショ市場／中央デベ⑩／セントラル総合開発・大丈夫?
同社は五洋建設の副社長OBの田中哲氏率いる不動産開発業者であるが、安定株主に欠け、タワー投資顧問の清原氏に弄ばれたようだ。物件の開発状況は九州では多くは開発しておらず、コンスタンスに鹿児島や福岡で開発している。
現在販売中の物件は2棟ある。
「クレアコート六本松プレミアム」(26戸、福岡市中央区六本松3丁目、平成21年8月竣工)、現在15戸販売中である。六本松周辺は交通の便は地下鉄もあり良いが道路は混む、まだ具体化していない九大教養部跡地開発が控えている。当該地は都心近くけやき通りと六本松の中間に位置する。過去護国神社前のユニカの大型マンション(福岡地所住宅展示場跡地)も販売に苦労していた。しかし都心に近く、そばに護国神社を控え大濠公園・舞鶴公園など徒歩圏内であり営業の仕方次第であろう。価格が場所柄か今の時世にはちょっと高過ぎるようだ。
もう一棟は鹿児島市内の「クレアホームズ上荒田」、(34戸、2010年3月完成予)、現在10戸販売中である。残戸数ならば健闘している方である。
但し、中間期も前期のように決算は芳しくない。
連結/ 百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年3月期第2四半期 | 22,694 | -5,650 | -6,375 | -6,590 |
10年3月期第2四半期 | 19,454 | 67 | -519 | -417 |
※総資産534億49百万円、自己資本12億33百万円、同率2.3%、借入金495億64百万円。
同社は販売状況より経営の方が心配である。
[ 2009年12月 1日 ]
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