アイコン 09年の米住宅着工件数、38.8%減で過去最低

米商務省は20日、09年の住宅着工件数が55万3800戸と、過去最低を記録したと発表。前年比38.8%の大幅な減少。このところ回復傾向にあるものの、低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン問題で大きく落ち込んだ住宅市場の低迷が続いたことが改めて鮮明になっている。

景気の回復が遅れており、サブプライムローン問題で放出された中古住宅問題に加え、健全と見なされているプライムローンの住宅も既に大掛かりに破綻し始めている。再度金融不安を呼び起こす可能性を秘め、さらに中古市場が膨張すればするほど、新規住宅着工件数は伸びず、景気回復が遅れる結果をもたらす。
 

グラフ
[ 2010年1月21日 ]
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