アイコン 保育所定員を年5万人増へ

福島瑞穂少子化担当相は21日の衆院予算委員会で、今後5年間の少子化対策の新たな指針となる「子ども・子育てビジョン」の保育サービスの数値目標について、「保育所定員を年5万人増やし、3歳未満の保育所利用率を現在の24%から35%に増やす」と述べた。

昨年4月の保育所の待機児童は2万5,384人で、昨年10月の保育所定員は約213万5千人。これを約240万人まで増やす。そのほか「5年後までに病児保育の定員は約7倍、学童保育の利用者は約4割増」も含め、1月までに当ビジョンを閣議決定する見通し。
しかし、現行の幼稚園が文科省であり、保育所は厚労省の縦割り行政になっており、これを一元化しなければ、補助金問題と絡みなかなか現実的に動けない。幼稚園に保育所併設が認可されるようになったが、軌道に乗らないのはここに起因している。幼稚園や保育所が認可されるには、既得権益が市の官僚により作り上げられており、既存の認可幼稚園や保育所の肥大化が進み、無認可幼稚園や保育所が既得権益によりなおざりにされる恐れもある。閣僚や中央官僚は末端行政まで目を光らせてもらいたいものである。
こうしたなか、香椎幼稚園を切り捨てる福岡県麻生知事である。
 

[ 2010年1月22日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
この記事を見た人は以下も見ています(国政、)
スポンサードリンク
スポンサードリンク