アイコン 福岡流通大戦争⑩/激安王の戦い/トライアル×ルミエール戦①

宗像市旧国道3号線の戦い
 ディカウントのルミエールとトライアルが、宗像市の旧国道3号線で激突する。
ルミエールは、ロジャースのFC店として1978年八幡西区に三角商事(本社、北九州市隣苅田町、1995年設立。2004年ロジャースから離脱してルミエールの屋号、年商398億円09/4期)が、ディスカウント店舗としてオープンさせ、その後北部九州に13店舗展開しているディスカウンターである。

ルミエール宗像店(赤間店)は1995年開業、4年前に増築して生鮮売場や酒類棟も設け、比類なき価格で地域に君臨してきた。旧店舗部分は今でもスレート造りで建物にコストはかけない平屋建て。その代わり、価格は地域№1の安さを誇る。メインは服飾や菓子類含む雑貨、それに生鮮食料及び酒類である。電気製品も少し置いているが、メーカーカタログによる取り寄せでこれも激安価格である。

福岡流通

そのルミエールの目と鼻の先にトライアルが進出してくる。宗像大社入口の東郷橋の東南角。現在駐車場として使用予定のカラオケ屋の移転が遅れており、着工に至っていないが、県への届出も済んでおり、移転すれば直ぐ着工に入るものと思われる。東郷橋で激突することになる2社であるが、仕掛けているのは当然トライアルである。その前哨戦である水巻町(北九州市西の3号線水巻町)での戦いは次回記載するが、宗像では3k県内には、西にジャスコ跡地に入った西鉄ストアー(日の里)、東には大型商業施設クリエイト宗像(核スーパー、サンリブ)やゆめタウン(イズミ)が赤間に陣取る。
 トライアルはデフレ経済突入で再三にわたり、中央メディアに取り上げられている通り、福岡発の今や全国区のディスカウンター。関東でも大手スーパー退散の居抜店舗に低コストで大型店を進出、ディスカウンターとして勢いよく既に2000億円の売上高を誇っている。
 今回のトライアル進出で影響を受けるのは、ルミエールは勿論のこと西鉄ストアーとなろう。

表
[ 2010年2月 5日 ]
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