アイコン タイルのダントーH/メリルリンチ日本証券から5億円奪取

ダントーホールディングスの子会社ダントーキャピタル㈱は、メリルリンチ日本証券に対し金利スワップ取引の債務不存在確認等を求め、平成19年5月18日に東京地裁に訴状を提出し係争していたが、平成21年3月31日に裁判所より、メリルリンチ日本証券はダントーキャピタル株式会社に対し、4億62百万円及びこれに対する利息の支払を命じる判決が言い渡された。

しかし、ダントーキャピタルは当該判決の一部を不服とし、平成21年4月10日に東京高裁に控訴していた。東京高裁より和解勧告があり、ダントーキャピタルは和解案を慎重に検討した結果、和解勧告を受け入れ、平成22年6月15日付で和解が成立した。
和解の内容は、メリルリンチ日本証券はダントーキャピタルに対し和解金として4億62百万円及びこれに対する利息(元利合計5億32百万円)を支払うというもの。

高裁での和解は、地裁判決と同内容であり、上告はダントーキャピタルにとって時間と裁判費用の無駄であった。ダントーHは、肝心の金利スワップ取引であるとメリルリンチ日本証券が認識していた総額を発表していない。

[ 2010年6月16日 ]
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