アイコン 株価操作で社長逮捕/グローバルアセットオンライン

大分市の投資会社「グローバルアセットオンライン」の社長、田中容疑者(35)は、不正な取引で株価をつり上げたとして金融商品取引法違反の疑いで大分地検に逮捕された。
田中社長は、売買を成立させる意図がないのに高値の買い注文を大量発注、株価が上昇すると取り消す「見せ玉」の手法を使い、意図的に株価をつり上げ、事前に購入していた株を高値で売り抜けていた疑いがもたれている。

立件の対象となったのは、東証マザーズ上場のコンピューター関連の「テクノマセマティカル」、サービス業「アドウェイズ」、繊維業「オーベクス」。
株価の不正操作には、田中容疑者以外に複数の人物がかかわっていた可能性もあるとみて調べている。
田中容疑者は、これまでに取引の証券会社から相場操縦を狙っているように見えるとして「不審な取り引きだ」と忠告を受けていたが、そのたびに別の証券会社に切り替え、同様な株価操作の手口を繰り返し、これまでに数億円を稼いでいたとされている。
大分地検と証券取引等監視委員会は取引の全容を解明するため、田中社長を取り調べる。
売買記録のすべてが証券会社に残っており、口座口さえ判明すれば田中容疑者のお友達も挙げられる可能性が高い。
大分という田舎で、ネット証券取引で一儲け企んでいる人を逮捕するのは極めて珍しい。嫉んだ人がタレ込んだか。
 

[ 2010年10月12日 ]
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