アイコン 9月の首都圏のマンション契約率69.3%と悪化/不動産経済研究所

9月の首都圏の供給は▲9.3%減の3,366戸、契約率が69.3%と需給ともに不調。平均価格も前年同月比▲3.4%減の4,120万円。都区部・神奈川・千葉の売行きが悪化している。

(1) 9月の発売戸数は3,366戸、前年同月(3,713戸)比9.3%減、前月(2,704戸)比24.5%増。

(2) 契約率69.3%、前年同月比▲8.4ポイントダウン、前月比では▲11.2ポイントも悪化した。2012年8月80.5%、7月73.2%、6月78.7%。

(3) 1戸当り価格は4,120万円、1m2当り単価は58.3万円。
前年同月比で戸当り▲145万円(3.4%)のダウン、m2単価は3.9万円(▲6.3%)ダウンしている。

(4) 販売在庫数は4,543戸、前月末比185戸の減少(2012年8月末4,728戸、2011年9月末4,826戸)。

(5) 9月の超高層物件(20階以上)は22物件214戸(66.4%減)、契約率62.6%(前年同月14物件636戸、契約率92.8%)である。

(6) 即日完売は147戸(全体の4.4%)で、フラット35登録物件戸数は3,198戸(同95.0%)。

(7) 9月末現在の翌月繰越販売在庫数は4,543戸で、2012年8月末現在の4,728戸に比べて185戸の減少。2011年9月末残戸数は4,826戸。

(8)2012年10月の発売戸数は5,000戸の見込み(2011年10月3,372戸、2010年10月3,718戸、2009年10月3,386戸、2008年10月4,240戸)とリーマン・ショック以降10月としては一番多くなっている。

 

[ 2012年10月17日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップへ

サイト内検索