アイコン 高齢化日本 昨年に続き人口減少 ▲28万人減の1億2,751万人

総務省が16日発表した昨年10月1日現在の人口統計によると、総人口は2011年から▲28万4千人減少,2年連続で大きく減少した。
外国人含む総人口は1億2,751万5千人となり,前年に比べ28万4千人(0.22%)の減少と2年連続で減少。
日本人人口は1億2,595万7千人となり,前年に比べ22万3千人(0.18%)の減少と2年連続で大きく減少した。
総人口の老年人口(65歳以上)は3,079万3千人となり,前年に比べ104万1千人増加し,初めて3,000万人を超えた。
男性は8年連続,女性は4年連続の自然減少
自然増減は6年連続の自然減少となっている。
男女別にみると,男性は8年連続,女性は4年連続の自然減となっている。

<年齢構成別>
年齢3区分別にみると,
年少人口(0~14歳)は1,654万7千人で前年に比べ15万8千人の減少,
生産年齢人口(15~64歳)は8,017万5千人で116万7千人の減少
老年人口(65歳以上)は3,079万3千人で104万1千人の増加となり,初めて3000万人を超えた。なお,75歳以上人口は1,519万3千人で48万5千人の増加となった。

<都道府県別人口>
人口減少率は福島県及び秋田県で1%を超える
人口増減率を都道府県別にみると,増加は7都県となっており,沖縄県(0.56%)が最も高く,次いで東京都(0.25%),愛知県(0.15%)などとなっている。
 この7都県のうち,前年に比べ増加率が上昇したのは愛知県のみとなっており,6都県は低下している。
一方,減少は40道府県となっており,福島県(▲1.41%)が最も低く,秋田県(▲1.13%),青森県(▲0.97%)などとなっており,福島県及び秋田県は,昨年に引き続き1%を超える減少率となっている。
 この40道府県のうち,12県で減少幅が縮小しており,うち最も縮小したのは宮城県(0.85ポイント)で,次いで福島県(0.52ポイント),岩手県(0.38ポイント)などとなっています。減少幅が拡大した28道府県のうち最も拡大したのは,千葉県(-0.29ポイント)となっている。

初めて自然減少に転じたのは埼玉県,千葉県及び東京都
自然増加率は,沖縄県が0.48%と最も高くなっている。
自然減少率は,秋田県が0.77%と最も高くなっている。
埼玉県,千葉県及び東京都では,自然増減率が,初めて増加から減少に転じている。

<全ての都道府県で老年人口が年少人口を上回る>
年少人口(0~14歳)の割合が最も高いのは沖縄県(17.6%)。
生産年齢人口(15~64歳)の割合が最も高いのは東京都(67.5%)。
老年人口(65歳以上)は,沖縄県の老年人口が年少人口を上回ったため,全ての都道府県で年少人口を上回っています。
75歳以上人口は,25道県で年少人口を上回っている。
以上。

生産年齢人口が100万人減少し、老年人口が100万人増加していることこそ、デフレ経済の最大の原因である。

[ 2013年4月16日 ]
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