アイコン 「秀よし」一斗樽18ℓ大吟醸15万円 鈴木酒造店

大仙市の「秀よし」醸造元・(合名会社)鈴木酒造店(鈴木直樹社長、秋田県大仙市長野字二日町 九)で9日、もろみを入れた酒袋からしたたり落ちる滴を集めた「雫(しずく)酒」のオークションが行われた。市内外の酒販店や飲食店の店主ら約50人が試 飲で香りや味を確かめながら入札した。
オークションは2005年に始め、今年で10回目。酒米や酵母が異なる大吟醸酒と純米大吟醸酒を一斗瓶(18リットル)に入れ、昨年より20本多い60本を出品した。

今年は同社の日本酒を英国に輸入し、飲食店などに卸売りしているサイモン・マロケレブさんも初めて参加。一本一本の雫酒を味わい、「職人の技で造られたここにしかないお酒。質の高いお酒を求め、業界関係者だけでなく個人客も参加しているのが面白い。ロンドンでも同じイベントを開けたらいい」と語った。
今年は18リットル当たり10万円を超える応札が相次ぎ、最高値は山田錦の大吟醸で15万円だった。1.8リットル瓶換算で1万5千円。価格も滴る。
 以上、秋田魁新報社ニュースより

鈴木酒造店は、創業元禄二年(1689年)鈴木松右衛門が創業。始祖は伊勢の國より旧長野村へ移り住む。嘉永年間に藩の御用酒となり、秋田藩主佐竹候より「秀よし」の酒銘を賜る。藩の施策として酒造の技術向上の為、上総の國より星野友七を招聘し、藩の酒造技術者指導を行った後、当蔵「秀よし」を舞台に杜氏の養成に力を注いだとある。

[ 2014年3月10日 ]
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