アイコン 2015粗鋼生産▲5%減 1億トンはキープ 廉売の中国勢に押され輸出不調、国内も不調

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日本鉄鋼連盟が発表した鉄鋼製品の元となる「粗鋼」の昨年1年間の国内での生産量は、国内需要の低迷が続いたことや中国の鉄鋼製品に押されて輸出も減少したため、前年を5%下回り、3年ぶりのマイナスとなった。
景気指標の1つとされる「粗鋼」の昨年1年間の国内での生産量は、1億515万トンで、前年比▲5%減少した。粗鋼生産量が前年を下回るのは3年ぶり。
これは、自動車や土木工事向けを中心に国内需要の低迷が続いたことに加えて、中国で過剰に生産された安価な鉄鋼製品が、大量にアジア各国に流入した影響で、輸出向けの生産も減少したことによるもの。
今年の粗鋼生産量は、昨年とほぼ同じ水準になると見込まれているが、日本鉄鋼連盟では、このところの原油価格の下落の影響で、資源開発関連の鋼材需要が落ち込み始めているとし、輸出向けを中心に先行きの不透明感が強まっているという認識を示している。
以上、

シェールガス・オイルの掘削リグ用パイプの日本勢のシェアは7~8割に達している。シームレス管だろうが、シェールガス・オイルの生産コストは40ドルから60ドルとされ、現在価格は28~30ドル水準で原価割れ状態となっている。

3月に金融機関が融資のチェックを行うことから、かなりのシェールガス・オイル生産会社が整理淘汰されるおそれがあるとされている。当然、鋼管を納入している日本勢も大きな影響を受けることになる。

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[ 2016年1月22日 ]

 

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