アイコン ウォン高を嘆いた韓国 今度はウォン安に泣く 日韓スワップ協定も検討か

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韓国はアジア金融不安時パニックに陥り、IMFの支援を受け、財務悪化の財閥解体など行い、経済再建のため、外資を大量に導入した。しかし、経済が立ち直ると今度は外資を邪魔者扱い、その外資企業の多くが撤退した。それでもまだ韓国企業に対する外資の株投資は続いている。
しかし、ウォン安が高じれば、外資の資産は株価がそのままでは、ドル換算値が目減りし、大量に売却、それに連動してドル買い、ウォン売りとなっている。

韓国では、ウォンの対ドル相場が大きく変動していることから、韓国の外国為替当局が対応に乗り出している。
 韓国銀行(中央銀行)は19日、韓国銀行と政府は、最近のウォン・ドル相場の動きと変動性が行き過ぎと考える。市場で偏りの現象が進んでいることを懸念していると見解を発表した。

その上で、外為当局が、過度な偏りに対応するという立場に変化はなく、そのために必要な措置をすべて取ると強調している。いつもの口先介入を通じ、市場の不安が広がることを防ぐ意図とみられる。
(実際はウォン高のとき介入し、オバマ大統領から、超貿易黒字国の韓国であるが故、介入してならぬとお叱りを受け萎縮していた)
 17日のソウル外国為替市場で、ウォンの対ドル相場は前日終値に比べ10.5ウォン安の1ドル=1227.1ウォンで取引を終え、18日はさらに0.3ウォン安の1ドル=1227.4ウォンで引けた。  
この日も一時、1ドル=1230ウォンまでウォン安ドル高が進んだ。5年7カ月ぶりのウォン安水準。
以上、
韓国では対ドルウォンの限界は1200ウォンとされている。それを超えてきており、やはり危機感があるようだ。

輸出大国であり、ウォン安大歓迎のはずだが、韓国も日本に似て、食品や製品・資源などの輸入国、内需経済にダメージを受ける。また、ウォンのファンタメンタルズは円に比し大きく劣り、政治は円安にしたいのに現実は円高になっている今日の違いがそれを証明している。
日本も政策的に超円安にしたが、消費が付いてこず、経済成長どころではなくなっているのだが・・・。
韓国は輸出が経済の大黒柱、輸出企業は大喜びしているはすだが、その製品群は今や物余りの中国勢に中国や東南アジア市場で駆逐されつつある。
こうしたことにおいて、外資がパニクリ、全面的に逃げ出すことになれば超ウォン安となり、アジア通貨危機の再来となる。そのため、日韓スワップ協定を早期に締結したい韓国だろうが、プライドだけは高い。1300ウォンにでもなれば愛の手を日本から差し伸べることも必要だろう。それは愛というものだ。

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[ 2016年2月19日 ]

 

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