アイコン JDIリストラ 東浦工場と茂原工場のライン一部停止、中国1ヶ所に集約

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液晶パネル大手のジャパンディスプレイ(JDI=ソニー、東芝、日立の液晶事業を統合させた会社)は、激動する液晶市場にあり、生産体制を見直す。

2016年中に愛知県東浦町の東浦工場と千葉県の茂原工場で、それぞれ一部ラインを停止し、現在中国に3ヶ所ある組立工場を1ヶ所に集約する。

生産効率を引き上げ、競合する韓国メーカーに対抗する。事業統合を検討していたシャープが鴻海精密工業の傘下に入るため、単独で生き残る戦略を加速させる。

以上、

一 昨年のサムスンの利益を牽引したのは半導体部門、しかし、昨年は世界的な不況の蔓延から需要低迷、価格は半値に落ち利益は低迷していた。昨年はサムスンの 液晶をアップルが一部使用し、液晶部門が利益を回復させていた。とSKハイニックスはそれぞれ巨大工場の建設に入っており、今後とも中国勢、台湾勢ととも に熾烈な競争を展開することになる。

中国は、ディスプレイ同様、政府支援の下、利益率がよいNANDの生産を本格化させるとした報道をなされている。中国政府は、自国で製造する電子製品の部材を国内調達できる動きに入っている。そのため、国家支援の下に研究開発・海外先端企業の買収、生産工場の開発に当たっている。

中国で生産される半導体やディスプレイは、日本はじめ、欧米の最新製造機械が導入されており、品質面も格段によくなってきている。

2018年には、液晶も半導体も、これまで液晶で優位性を保持したサムスンとLG、半導体でサムスンとSKハイニックスの優位性は崩れるとの見方がなされている。今でもすでに液晶では、当該の2社の優位性はTV等に用いられる大型ディスプレイ、この分野も、有機EL(OLED)分野さえ、猛烈な勢いで中国勢・台湾勢が追い上げている。

アップルも2018年から有機EL(OLED)を使用すると発表している。

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[ 2016年3月16日 ]

 

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