アイコン 熊谷組59億円引き当て 横浜のパークスクエア三ツ沢公園の鉄筋チョン切り 

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熊谷組は25日、横浜市西区の分譲マンションで基礎部分の鉄筋が誤って切断されていた問題で、2016年1~3月期連結決算に59億円を特別損失として追加計上すると発表した。

全5棟の建て替えや各世帯への慰謝料などにかかる費用への引当金が必要と判断した。
16年3月期の連結税引後利益は、今年2月に公表した当初予想より10億円少ない119億円に下方修正する。
問題の責任を取り、取締役と執行役員は4~6月の3ヶ月間、月額報酬を10~20%減額するとしている。

 

連結/百万円
売上高
営業利益
←率
経常利益
当期利益
15/3期実績
362,090
16,104
4.4%
15,658
5,458
16/3期前回予想
342,500
19,600
5.7%
20,800
12,900
16/3期今回予想
340,000
22,900
6.7%
24,100
11,900
16期予/15期実比
-0.7%
16.8%
 
15.9%
-7.8%
16期予/15期実績
-6.1%
42.2%
 
53.9%
118.0%

 

パークスクエア三ツ沢公園(5棟計260戸)概要
所在地
神奈川県横浜市西区宮ケ谷 
交通
横浜市営地下鉄ブルーライン 三ッ沢上町駅 徒歩14分
JR京浜東北線横浜駅からも徒歩20分
問題のマンション1棟(B南棟)
総戸数
60
建物構造
RC
階建
11階建
竣工
2003年3月
事業主
住友不動産
設計
熊谷組首都圏一級建築士事務所
施工
熊谷組
全 5棟を建て替えろと住民は述べ、住友不動産も住民の意向に沿うとしている。熊谷組は施工だけではなく、設計から管理監修まで行っており、その責任からは逃 れられないが、問題の1棟を除き、第3者の専門家の判断で、改修工事で済むものならば、改修で済ませるべきではなかろうか。
 

[ 2016年3月26日 ]
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