プジョーが６５０億円請求訴訟 日本精工ら軸受メーカー８社
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日本精工は６日、英国競争審判所において、プジョーらから軸受けメーカー8社が連帯して約650億円の支払いを求める裁判を提訴されたと発表した。
Peugeot S.A.(所在地：75 Avenue de la Grande Armée, 75116, Paris, France)ほか同社のグループ会社18社（｢原告ら｣)は、日本精工ら軸受メーカー8社を被告として、損害賠償額5億780万ユーロ(暫定額、約 650億円)を連帯して支払うよう請求する訴訟を英国競争審判所に起こした。
なお、原告らは、被告ら8社に係る軸受購入額の合計額に占める当社に係る軸受購入額の割合は、約10％であると主張しているという。
軸受けメーカーの価格談合カルテルの経過
2011年7月、公取委がＮＴＮ、日本精工、不二越、ジェイテクトに対して価格カルテルで立入検査
2012年6月、公取委がＮＴＮ、日本精工、不二越の３社を検察に告発
2012年8月、米国で日本精工、訴訟受ける
2013年2月、シンガポールが4社に対して調査
2013年3月、公取委がＮＴＮ、日本精工、不二越、ジェイテクト（ﾘｰﾆｴﾝｼｰ適用）の４社に課徴金制裁。
2014年1月、カナダケベック州で日本精工が罰金刑受ける。
2014年1月、欧州委員会が６社（独社とｽｳｪｰﾃﾞﾝ社含む）に対して1350億円の制裁金
2014年8月、中国がＮＴＮ、日本精工、不二越に対して制裁金
2014年11月、韓国が日本精工、不二越、ジェイテクト対して制裁金
2014年11月、米司法省は、日本精工ら９社とカルテル制裁金7億4千万ドルで合意
などある。
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[ 2016年4月 7日 ]
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