アイコン NIPPO 3月決算 増益 売上構成と受注状況付

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JXグループの同社はアスファルトを製造していることから、舗装土木工事の営業利益率が11.2%もある。アスファルトなどの建設資材の製造販売での営業利益率は26.7%もある。一方、建築事業の営業利益率は5.2%でしかない。前年赤字だったことから大幅に黒字転換している。
 建築資材のアスファルトは、原油激安の中、その利益率の高さ、国交省と談合でもしているのだろうか(元々アスファルトの原料は原油のカスでもあるのだが・・・)。
 なお、分譲マンションのデベロッパーの側面も持つ同社、不動産開発事業の売上高は、前期比増加しているものの営業利益は赤字となっている。理由は棚卸資産の評価損計上を行ったためとしている。通常特損計上するが営業利益段階で行っており、評価損計上前の営業利益率はわからない。

NIPPOk2016年3月期の事業別業績と売上高構成
 
売上高
営業利益
売上高
事業別
/百万円
前期比
/百万円
前期比
構成
舗装土木事業
228,210
2.5
25,456
8.6
56.0%
建築事業
78,906
18.5
4,115
赤2,254
19.4%
建設資材製造販売
65,486
-10.4
17,471
16.1
16.1%
不動産開発事業
22,160
3.6
-304
黒2,474
5.4%
その他
12,670
-5.2
1,338
-32.7
3.1%
調整
 
 
-7,291
 
 
合計
407,432
2.6
40,785
18.6
100.0%

 

<業績推移>
連結/百万円
売上高
営業利益
営率
経常利益
株主利益
13/3
385,017
22,296
5.8%
23,881
14,537
14/3
431,638
34,689
8.0%
36,048
21,786
15/3
396,948
34,394
8.7%
36,604
22,437
16/3
407,433
40,785
10.0%
42,113
26,224
16/15
2.6%
18.6%
 
15.1%
16.9%
17/3期予想
370,000
36,700
9.9%
38,000
24,800
17期予/16期比
-9.2%
-10.0%
 
-9.8%
-5.4%

 


<受注と受注残>
NIPPO 2016年3月期の受注高 連結
 
前期
当期
 
事業別
/百万円
/百万円
前期比
舗装土木事業
220,672
256,183
16.1%
建築事業
79,260
70,462
-11.1%
工事計
299,932
326,645
8.9%
建設資材製造販売
73,064
65,486
-10.4%
不動産開発事業
21,393
22,160
3.6%
その他
10,530
10,456
-0.7%
合計
404,919
424,747
4.9%
NIPPO 2016年3月期末の受注残高=手持工事高 連結
 /百万円
前期末
当期末
前期比
事業別
受注残
受注残
舗装土木事業
98,583
126,556
28.4%
建築事業
67,692
59,248
-12.5%
工事計
166,275
185,804
11.7%
その他
9,592
7,378
-23.1%
合計
175,867
193,182
9.8%

 

[ 2016年5月12日 ]
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