アイコン 韓国ロッテ不正資金事件 百貨店の中国投資で3000億ウォン抜く?

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韓国検察は、ロッテグループ不正資金事件を捜査しているロッテグループが、中国に大規模な投資を行う過程で、数千億ウォンの公金を横領した状況をとらえ、秘密資金として使われた可能性があるとして捜査している。
また、検察は、ソウル中区のロッテホテル33階の秘書室内にある秘密の空間で、辛格浩総括会長の金銭出納資料と通帳などを大量に確保した。

ロッテショッピングは、香港法人のロッテショッピング・ホールディングスを通じ、最近5年間で中国に大規模な投資を行う過程で3000億ウォン(約270億円)台の会社資金を横領していたという。 
ソウル中央地検特殊4部と先端犯罪捜査1部は、国税庁を通じて最近確保した税務資料と、ロッテグループの家宅捜索で確保した会計帳簿を分析し、ロッテショッピングが中国の投資過程で横領・背任を犯した端緒をつかんだ模様。

ロッテショッピングの中国の不良投資問題は、昨年、辛東主(長男坊)SDJコーポレーション会長と辛東彬(次男坊)会長の経営権承継争いの過程で本格化した。
辛東主会長側は「ロッテショッピングは2011年から5年間で3兆ウォン(約2700億円)に達する巨額資金を海外に投資したが、中国事業で惨憺たる失敗をした。海外事業で常識では理解しがたい無理な投資を繰り返した」と主張した。
ロッテショッピングの累積海外投資損失は1兆ウォン台(900億円台)になるとされるが、実際に会計帳簿を通じて把握された損失規模は、それより3~4倍大きいという。

検察関係者は、「ロッテグループの海外取引部分も問題があるか確かめることになるだろう」と話しているという。
辛格浩総括会長(創業者)の資金管理担当秘書だったイ氏の義の妹の自宅で、辛総括会長が隠していたとみられる現金30億ウォン(約2.7億円)と金銭出納帳などの関連書類を確保したと明らかにした。
検察が押収した金と書類は、もともとロッテホテル34階にある辛総括会長(次男坊)執務室内にある個人金庫にあったものだった。

イ氏は「兄弟喧嘩」のロッテ経営権争い当時に解任され、資料の引き継ぎをせずに外部に持ち出したと供述したと検察は明らかにした。

検察はまた、辛総括会長(創業者)の秘書室がある33階の秘密の空間で、通帳と書類などを確保したという。

ロッテグループは「辛総括会長が系列会社から毎年受け取った配当金や給料の100億ウォンの一部」と釈明したという。
検察はまた、辛東彬会長も毎年200億ウォン近い金を受け取ったという供述を確保した。
検察関係者は「資金規模が大きく、その性格について捜査を進めている」と明らかにしているという。
以上、

イ氏・・・何か話ができすぎているようなぁ?
兄弟喧嘩の発端は、次男坊と佃組(日本ロッテ社長)が、長男坊(日本ロッテ責任者)をロッテ財閥から引きずり降ろすため、長男坊が持株を買い増したり、10億円未満のベンチャーへの出資を、会長に内緒に行っていたことをチクリ、こうしたことはすべて会長の許可を必要としたことから、会長は激怒、長男坊をすべてのロッテグループから解任した。

佃氏は、ベトナムでのロッテグループのレセプションで、次男坊を指して「ロッテグループの代表一人だけだ」と英語で持ち上げていた。佃氏は本来、日本ロッテの長男坊と組み日本ロッテを仕切っていることから、次男坊支持は周囲を驚かせたという。
こうしたことを受け、長男坊は、次男坊(当時、韓国ロッテ財閥を仕切っていた)の業務に付き、問題を荒探し、結果、中国での百貨店事業で巨額損失が発覚、1兆ウォン超(900億円以上)の損失を出していたことを会長に告げ口、今度は会長が次男坊に対して、辞任を要求するに至った。

当然会長になすべき巨額損失を次男坊は報告していなかったとされる(次男坊は会長に帳簿上で報告していたと反論したが、効果はなかった)。
その後、会長は長男坊を全ロッテの後継者にすることで長男坊や周囲と一致した。長男坊は次男坊への巻き返しと追い落としを画策(会長をチャーター機で日本ロッテへ移動させ、会長が佃社長含む日本ロッテの全役員の解任を宣言した。
しかし、知恵者の佃氏と次男坊は、当宣言は正式な役員会に諮られておらず無効だとし、これを返り討ち、その勢いで会長の代表権も剥奪・更迭し、血みどろの後継戦いとなっている。

そうした中、後継の喧嘩ばかりしていてはならぬ事態が発生。韓国のマスメディアが、「韓国ロッテ財閥」は、韓国のものか・日本のものかという、反日キャンペーンの一環で、循環出資問題を前面に出し追求した。国会までも韓国ロッテ財閥の実質代表の次男坊を招致し、「ロッテは韓国のものだ」と弁明に明け暮れさせた。
そうしたことから、表立っては次男坊の圧勝で休戦状態に入ったが、水面下では長男坊が次男坊を追い落とすため数多くの裁判を仕掛けている。

そうした兄弟喧嘩から振って沸いた中国投資巨額損失問題、その裏で、巨額資金流出事件を内包していたことを韓国国税や検察は突き止めていたようだ。
すべて、ロッテ後継争いの兄弟喧嘩とマスメディアの反日キャンペーンから今回のロッテ不正資金流出問題へと発展している。

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[ 2016年6月15日 ]

 

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