アイコン ローム リチウム電池の暴走監視用LSI開発

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ロームは、中国で普及が拡大している電動自転車に最適なリチウムイオン電池監視用LSI(高密度集積回路)の新製品を開発した。過充電による発熱などを防ぐため、電圧や電流の監視のほか、温度検出も可能にした。電池の発火を防ぎ安全性を高める。

マイコンと呼ばれる中核の半導体を使わなくても動くため、プログラムの手間がなくなり開発期間の短縮にもつながる。

中国では「全電動自転車」が主流になっており、従来品より温度監視やショート防止の機能を強化した。ショートの検知や異常時に強制的に電源を切る機能も追加した。

サンプル価格は1個864円。7月から月産10万個体制で量産する。

中国では、電動自転車が年約3千万台生産されている。大半は鉛電池でリチウムイオン電池はまだ1割程度だが、今後増える見込み。

中国向けのシェアでは現在、ロームを含め3社が30%程度で競っており、新製品を機に今後は50%を目指す。

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[ 2017年4月12日 ]

 

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