アイコン 除染作業で不正受領 JV下請けの「ゼルテック東北」 JVの杜撰な下請け管理露見

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東京電力福島第1原発事故に伴う除染事業で、福島市の山林除染を行った下請業者が、工事単価が10倍高い「竹林」で作業したように装っていたことが、12日までに分かった。

市は偽装を見抜けず、竹林の単価で費用を支払った。

関係者によると、下請業者は約1千万円を不正に受け取った可能性がある。市は刑事告訴も視野に、偽装した面積や不正に受け取った金額の特定を進めている。

 市によると、現場は同市松川町にある私有地の山林約18万5千平方メートルで、スーパーゼネコン共同企業体(JV)が除染を受注。

このうちの約2500平方メートルについて、下請業者の「ゼルテック東北」(福島県二本松市、3月に閉鎖)が作業場所を「竹林」とJVに報告していた。

山林除染の工事単価は1平方メートル当たり約500円。竹林除染の場合は、伐採に手間が掛かるため、1平方メートルにつき約4600円が上乗せされる。

 ゼルテック東北は、短く切った竹を地面に差し、竹林で作業を行ったように見せかけた写真をJVに提出していた。

 昨年11月、市に内部告発があったという。市の担当者は「意識的に行われたもので、写真による偽装は悪質だ」と話している。

以上、

市がどうのこうのより、JVが現場確認もせず、如何に杜撰に作業をさせていたかということ。

JVから不正支出金は回収すればよい。「ゼルテック東北」の経営者は当然、トンズラしているだろうから。ましてや、市が刑事告訴する案件でもなく、JVが告訴すべき案件だ。告訴するにしても弁護士との打ち合わせ等に銭=税金がかかる。

いい加減な除染業務。

税金でフクシマの各地に多くの線量計が設置されているが、線量計周辺だけ、綿密に除染していることも判明している。官僚たちのやりそうなことだ。

 

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[ 2017年5月12日 ]

 

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