NIPPO 17/3月期決算 減収増益
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同社は当期について次のとおり説明している。
1、建設事業
当社グループの主要部門であり、受注高は3,174億98百万円(前年同期比▲2.8%減)、売上高は
3,007億3百万円(前年同期比▲2.1%減)、営業利益は301億19百万円(前年同期比1.9%増)となった。内訳は、
(1) 舗装土木事業
受注高は前期の水準を下回り、2,412億17百万円(前年同期比▲5.8%減)。また、手持ち工事の消化が前期の水準を上回ったため、売上高は2,358億83百万円(前年同期比3.4%増)となったが、利益率は前期の水準を下回ったため、営業利益は242億82百万円(前年同期比▲4.6%減)となった。
(2) 建築事業
受注高は前期の水準を上回り、762億81百万円(前年同期比8.3%増)。手持ち工事の消化が前期の水準を下回ったため、売上高は648億19百万円(前年同期比▲17.9%減)となったが、コスト削減や業務効率化により利益率が改善し、営業利益は58億37百万円(前年同期比41.8%増)となった。
2、製造・販売事業
建設投資の緩やかな減少を反映し、売上高は601億51百万円(前年同期比▲8.1%減)、営業利益は159億64百万円(前年同期比▲8.6%減)となった。
3、分譲開発事業
マンション分譲事業の販売が前期とほぼ同水準で推移し、収益性の向上に努めた結果、売上高
は212億14百万円(前年同期比4.3%減)、営業利益は31億69百万円(前年同期は▲3億4百万円の営業損失)となった。
なお、神鋼不動産(株)(神戸市中央区)が販売を計画するル・サンク小石川後楽園事業について、この事業の計画建物に関する建築確認処分が東京都建築審査会の裁決により取り消されたため、これを不服とし、東京都を被告として、平成28年5月10日に、建築確認処分を取り消した裁決の取消請求訴訟を東京地方裁判所に提起しました。この訴訟は、平成29年3月期決算短信提出日現在、継続中。・・・当物件はすでに完成し、完売していた物件。
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4、その他
売上高は115億46百万円(前年同期比▲8.9%減)、営業利益は16億33百万円(前年同期比22.0%増)
となりました。
NIPPO
|
|||||
連結/百万円
|
売上高
|
営業利益
|
←率
|
経常利益
|
当期利益
|
14/3期
|
126,416
|
2,551
|
2.0%
|
2,536
|
1,864
|
15/3期
|
138,525
|
6,146
|
4.4%
|
6,302
|
4,616
|
16/3期
|
407,433
|
40,785
|
10.0%
|
42,113
|
26,224
|
17/3期
|
393,614
|
44,121
|
11.2%
|
45,799
|
28,518
|
17期/16期比
|
-3.4%
|
8.2%
|
|
8.8%
|
8.7%
|
18/3期予想
|
390,000
|
36,500
|
9.4%
|
38,000
|
23,500
|
18/3予/17期
|
-0.9%
|
-17.3%
|
|
-17.0%
|
-17.6%
|
受注
|
||
単体/百万円
|
受注額
|
前期比
|
舗装土木
|
241,217
|
-5.8
|
建築
|
76,281
|
8.3
|
工事計
|
317,498
|
-2.8
|
製造販売
|
60,151
|
-8.1
|
不動産開発
|
21,214
|
-4.3
|
その他
|
11,271
|
7.8
|
総計
|
410,134
|
-3.4
|
受注残
|
||
単体/百万円
|
期末残
|
前期比
|
舗装土木
|
131,890
|
4.2%
|
建築
|
70,709
|
19.3%
|
工事計
|
202,599
|
9.0%
|
製造販売
|
|
|
不動産開発
|
|
|
その他
|
7,104
|
-3.7%
|
総計
|
209,703
|
8.6%
|
[ 2017年5月13日 ]
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