アイコン 鉄鋼 中国は過去最高の生産量更新中 削減報告は嘘ばかり。

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鉄鋼業界で再び中国リスクが再燃する可能性が出てきた。

世界鉄鋼協会がまとめた4月の世界67ヶ国・地域の粗鋼生産量は、前年同月比5%増の1億4208万トンと、12ヶ月連続で増加した。

けん引したのは世界粗鋼生産の半分を占める中国。2ヶ月連続で過去最高を更新した。

中国は政府の公共投資で、なんとか内需を支えているが、不動産バブルを沈静化させるため規制も始まっており、息切れも見え始めてきている。

国内鉄鋼メーカーは中国の鋼材市況の変動に巻き込まれることに警戒感を強めている。

以上、日経参照

国営の中国中央テレビは24日、今年に入ってからこれまでに、鉄鋼の生産能力を3170万トン削減し、年間目標の63.4%まで達成したと伝えた。

鉄鋼の生産能力の削減について、中国は昨年も目標を掲げ、最終的には達成したものの、7月末の時点では目標の半分以下の47%にとどまり、構造改革の遅れが指摘されている。

以上、

 

中国は、世界に向け、虚偽報告するのが常態化している。

粗鋼生産は、地方政府に任せず、中央政府が陣頭指揮する必要があるレベルに達しているが、粗鋼生産企業はほとんどが国営企業ながら地方政府が運営していることから、結果、地方政府からの虚偽報告の積み上げ数値を中央政府が発表することになってしまっている。

これまで、何の規制もなく粗鋼生産工場を作り続けさせたため、今や生産能力は10億トンを超過している。昨年の生産量は約8億トン、今年3月の生産量は月間過去最高の前年同月比1.8%増の7200万トンとなっている。鉄鋼製品輸出は1億1240万トン。日本の全生産量も多いが、実際は1億5千万トンを超えていると見られている。

中国政府は米の圧力に北朝鮮の石炭の輸入を停止したが、現在は鉄鉱石の輸入に化けているとの報道もなされている。原油・石油製品の輸出も停止すると発表しているが、発表ばかりで一切停止していない(核爆弾開発実験ではないため停止していないと言い逃れ)。

こうした北朝鮮制裁の中国の虚偽報告は偵察衛星で判明しようが、両国間に地下トンネルが通じている可能性すらある。

 

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[ 2017年5月25日 ]

 

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