アイコン 中国 石炭輸入停止の代わりに鉄鉱石輸入4.4倍も増加させる

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中国は北朝鮮からの石炭の輸入を停止し、4月の国連報告資料でもそれを裏付けているが、以前、当HPで、石炭が鉄鉱石の輸入に化けていると報じた。今回それを裏付ける資料が中国税関当局の発表資料で判明した。

中国が今年4月に北朝鮮から輸入した鉄鉱石の額は、前年同期比4.4倍に上ったことがわかった。
北朝鮮は、外貨稼ぎの柱である石炭による外貨収入が、国連安全保障理事会の制裁決議で減少する中、中国との間で鉄鉱石の取り引きを増やしている。

国連安全保障理事会が昨年11月に採択した北朝鮮に対する制裁決議は、北朝鮮の外貨稼ぎの柱である石炭の輸入額を、年間4億ドル以下に制限し、中国政府はこれに基づいて今年2月、北朝鮮からの石炭輸入を今年いっぱい停止すると発表した。
一方で、昨年3月の制裁決議で、北朝鮮からの輸入が原則禁止されている鉄鉱石は、「民生目的」であれば例外として輸入が認められているというザル規制になっている。

そうしたことから、中国はこれを根拠に取り引きを拡大させ、今年4月の輸入額は、前年同月比で4.4倍、2026万ドルに上ったことが中国の税関当局が公表した統計からわかった。

今年1月から4月までの輸入額の合計でみると、前年同期間比でも4.3倍に急増し、合わせて6104万ドルに上っている。
昨年1年間に中国が北朝鮮から輸入した鉄鉱石の額は、石炭の1割にも達しないが、北朝鮮としては石炭による外貨収入が減少する中、減少分を少しでも補おうと中国との間で鉄鉱石の取り引きを増やしていると見られ、中国当局は民生用として黙認しているものと見られる。

鉄鉱石のトン当たり価格は80ドル前後
石炭はトン当たり85ドル前後

習は、トランプ対策でいろいろ講じると発表しているが、原油や石油製品輸出にしても、核開発を行えば、停止するとの条件付き。
しかも、トランプが習を信頼しきる中で、最近は、南シナ海の埋立地の整備を加速させ、滑走路のほか戦闘機の格納建屋やロケット発射台などを整備している。
ホワイトハウスを家族と近親者で運営、トランプはやはり、日本にとってクソの存在のようだ。

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[ 2017年6月 8日 ]

 

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