アイコン 野崎徳洲会病院 心臓手術で死亡率 平均の3倍

スポンサード リンク

大阪府大東市にある総合病院の野崎徳洲会病院で、平成26年までの2年間に心臓の手術を受けた患者23人が入院中、もしくは術後30日以内に死亡し、日本心臓血管外科学会が調べたところ、死亡率が全国平均の3倍に上っていたことがわかり、学会は手術後の対応や医療体制の課題を指摘する報告書をまとめた。病院側は「指摘は前向きに受け止め改善を行った」と話しているという。

野崎徳洲会病院では、平成26年までの2年間に冠動脈と心臓の弁の手術を受けた152人の患者のうち、入院中もしくは術後30日以内に死亡した患者が23人に上り、年齢や病気の重症度を考慮して計算したところ、全国平均の3倍という高い死亡率になっているという。

このため学会の理事らが、実際に病院を訪問して調査したところ、手術後、感染症の兆候が見つかったのに数日間、処置されていなかったケースがあるなど、診療上の問題が複数見つかったほか、少ないスタッフが患者一人一人のケースを検証、反省し、改善する余裕がない可能性があるなど、医療体制にも課題があったという。

病院では、報告書の指摘を受け、手術や術後管理の方法を改善したほか、外部から専門医を招いて態勢を強化するなどしたということだが、遺族への説明は行っていない。

これについて医療事故問題に取り組む市民団体の代表で、自らも被害者遺族の勝村久司さんは「患者が亡くなった経緯を調べ、遺族に説明するのは、病院の責務だ。本来なら死亡事例が1例でも起きたらすぐに問題点を検証し改善すべきで、高い死亡率なのに外部から指摘されるまで対応がなされないのでは、病院の安全管理体制に問題があると言わざるをえない」と指摘している。

病院側は、「学会の指摘は、前向きに受け止め改善を行ってきた。学会の調査は医療の質の改善が目的で遺族に説明すべきこととは考えていない」などと開き直ったコメントをしているという。
以上、報道参考
医療事故にすれば、補償問題が生じ、隠蔽するのが医療機関の常套手段。そのため、親族には万が一の場合を想定して、印鑑をもらっている。その印鑑をもらうこと自体が、問題ではないのだろうか。

こうした医療事故問題が全国各地で発生している。京都の無痛分娩麻酔問題、大学病院では群馬大、東京女子医大などなど・・・。医療機関による隠蔽も大量に横行している。

医療事故・2015年以降
国立病院機構長崎川棚医療センター
東京都健康長寿医療センター
日本大学医学部附属板橋病院
群馬大学医学部附属病院
東京大学医学部附属病院
東京慈恵会医科大学附属病院
製鉄記念広畑病院
順天堂大学医学部附属順天堂医院
千葉市立海浜病院
 

スポンサード リンク
[ 2017年6月16日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ