アイコン 韓国の「太陽政策」と「北風と太陽」「農夫とヘビ」「東郭先生」「中山のオオカミ」

スポンサード リンク

「太陽政策」は、イソップ童話に由来している。
「あるとき、北風と太陽が力比べをしようとする。そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。
まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。しかし、寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。
次に、太陽が燦燦と照りつけた。すると、旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。
これで、勝負は太陽の勝ちとなった。」

<農夫とヘビ>
一方で、イソップ物語には「農夫とヘビ」という説話がある。
農夫の息子が、うっかり蛇の尻尾を踏みつけた。蛇は向き直って彼に咬みつき、それで彼は死んだ。
父親は、怒り狂って斧をつかみ、蛇を追いかけると、尻尾の一部を切り落とした。
そこで蛇は、仕返しに農夫の牛の何頭かを咬み始め、彼にひどい損害を与えた。

それで農夫は、蛇と仲直りするのが一番だと考え、その巣の入口に食べ物と蜂蜜を持って行き言った。「恨みを忘れて許し合おうじゃないか。あんたが私の息子を罰したのは多分当然だっただろう。それから、私の牛に仕返ししたのもな。だが、こちらが息子の敵をとろうとしたのも正しかったんだ。今はお互い満足したろうから、仲直りしようではないか?」

ヘビは、「いや、だめだ」と言った。「贈り物を持ち帰ってくれ。あんたは息子の死を忘れられないし、私も尻尾を失くしたことを忘れられない。」

<東郭先生の「毒蛇」と「オオカミ」の2つの説話>
また、中国には、「東郭先生」の「毒蛇」という明代の昔話がある。
「ある農夫が、寒さに凍える毒ヘビを哀れに思い、胸に抱いて温めてやろうとするが、結局はヘビにかまれて死んでしまう」という説話。

「東郭先生」には「中山のオオカミ」という「毒蛇」と同じような説話がある。
「ある融通が悪く、読書に没頭し、頭が非常に固い東郭先生という書生がいた。ある日、東郭先生はロバに乗って、本のつまった袋を背負い、就職のため“中山国”という地に向かっっていたが、不意に傷を負った一匹のオオカミが彼の前に現れ、「旦那さま、わたしは猟師に追われており、猟師の矢にうたれ死にかけています。わたしを救うため貴方のその袋に入れては頂けないでしょうか。このご恩は将来必ずやお返しします」と願い出た。
もちろんオオカミは、人間に害を加える動物であることを東郭先生も知っている。
しかし、目の前にいるこの傷を負ったオオカミを可哀相に思い、少し考えてから「それでは猟師を怒らせてしまうでしょう。しかし、お前がわたしに願い出たからには、必ず助けてあげよう」と答え、彼はオオカミに体を小さくさせて縄で縛り、本の入った袋に入れた。

まもなく、オオカミを見失った猟師がやってきて、「オオカミを見なかったかい?どこに逃げたんだろう?」と東郭さんに聞く。
「見ませんでしたよ。この付近には分かれ道が多いから、オオカミはほかの道で逃げたかもしれません」と東郭さんがこれに答えた。
猟師は、その言葉を信用してしまい、ほかの方向へと追っていった。
こちら袋に入っていた狼は、猟師の遠ざかる足音を確認し、「お願いします、わたしを外に出して、逃がしてくださいまし」と再び願った。
心のやさしい東郭先生は、狼の言葉に惑わされ、狼を袋から外に出してやった。
ところが、狼は外に出るなり「旦那さまは、善事をしてわたしの命を助けて下さった。いま、わたしは非常におなかを空かしているので、もう一度善事をしてあなたを食べさせてくださいな」と東郭先生に吼えて襲いかかった。

東郭先生は狼と戦いながら、「恩を仇で返すなんて!」と叫び続けた。このとき、鋤を持った一人の農民が通りかかった。
東郭先生は、その農民を引きとめ、自分が狼を助けたが、オオカミは恩を仇で返し、自分を食べようとした経過を話した。
だが、オオカミは東郭先生が自分の命を助けたことを一切否定した。
しばらく考え込んでいた農民は、「貴方たちの言葉は、とちらも信じられません。こんな小さな袋にこの大きな狼が入るとは思えない。この目で確かめたいので、もう一度やって見せてください」と言い出した。

これに狼は同意し、またさっきと同じく横になり、体を縮め、またも東郭先生に縄で縛らせ、もう一度袋に入ったとたんに、農民は袋の口も堅く縛り、「このようなケモノは、自分の本性を変えることはない、貴方は狼に慈悲を施すなんて、バカなことをしたね」と東郭先生にいい、鋤を振り下ろして狼を殴り殺してしまった。
ここでやっと気付いた東郭先生は、自分の命を助けてくれた農民に心から感謝した。」
以上、韓国紙も少し参照

金日成の最大の過ちは、北朝鮮を金王朝国家にしてしまったことだ。世継ぎの正日、3代目の正恩、彼ら2代は、世界の冷戦時代が終わったことにも起因していようが、自らの権力を集中させるために、国内・国外を最大に利用して統治している。
特に正恩は、まだ33歳、恐怖心・懐疑心からか手段を選ばず、他国で義兄をVXで暗殺、叔父を機関銃で虐殺、気に入らない高官などを高射砲・速射砲で虐殺するなど、残虐行為も厭わないほど、恐怖政治を行使している。
金大中・盧武鉉政権下で行われた太陽政策(開城工業団地の開設、金剛山観光。京義線と東海線の鉄道・道路連結事業)が行われた。
こうした事業資金は韓国から投資され、裕福になった北朝鮮の金正日は、一方で、核爆弾開発や核爆弾を搭載するミサイル開発を推進していた。

 

スポンサード リンク
[ 2017年7月26日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ