アイコン 反「薩長史観」本ブーム 勝てば官軍、負ければ賊軍

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ここにきて、この薩長史観に異議を申し立て、旧幕府側にこそ正義があったとする「反薩長史観本」が相次いで刊行されている。

正義は必ず勝つ、は結局勝った側しか正義としか発することができず、本当に勝った側に正義があるかどうかは別問題である。

今でいえば、長州薩摩は、徳川を潰し政権転覆を狙うテロリストであり、勤王思想などは、イスラムの原理主義などの過激派にも通じるものがある。

いわば日本はテロによって政権交代した国ともいえるのではないか。

そんな世情を反映してか、そういった薩長史観を疑問視する論調がでることは何ら不思議ではないだろう。

 

 

 

最近よく聞かれるようになった「薩長史観」という言葉がある。明治維新を成し遂げた薩摩・長州(薩長)の側からの歴史解釈ということである。要は「勝者が歴史をつくる」ということであり、「薩長=官軍=開明派」「旧幕府=賊軍=守旧派」という単純な図式で色分けされた歴史観だといわれる。明治以来、政府の歴史教育はこの薩長史観に基づいて行われ、国民の「通史」を形作ってきた。

ところが、ここにきて、この薩長史観に異議を申し立て、旧幕府側にこそ正義があったとする書籍が相次いで刊行されている。原田伊織著『明治維新という過ち』を皮切りに、『三流の維新 一流の江戸』『明治維新という幻想』『明治維新という名の洗脳』『大西郷という虚像』『もう一つの幕末史』『明治維新の正体』といった書籍がさまざまな著者により刊行され、ベストセラーになっているものも多い。雑誌でも『SAPIO』(小学館)9月号が「明治維新 150年の過ち」という大特集を組んでいる。

来年の「明治維新150年」を前に、反「薩長史観」本がブームになっているわけだが、そもそもこの「薩長史観」とは何なのか。なぜここに来てブームになっているのか。このたび『薩長史観の正体』を刊行した武田鏡村氏に解説していただいた。
(続きは 東洋経済オンライン で)

https://news.nifty.com/article/magazine/12208-20170908-187322/
2017年09月08日 13時35分

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[ 2017年9月11日 ]

 

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