アイコン 10月の新設住宅着工▲2.0%減 4ヶ月連続減 戸建分譲堅調 賃貸物5ヶ月連続減

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10月新築住宅着工戸数は4ヶ月連続の減少となり、明らかに減少傾向をたどっている。分譲マンションも建築費の高騰が続き、戸当たりの面積を減らして販売したりしているが、都心の超高層分譲マンションなどの一部を除き、売れなくなった。
これまで長期間新築着工をリードしてきた賃貸物件も5ヶ月連続して減少、相続税対策も建築費高騰でピークアウトしたようだ。

10月の新設住宅着工は,注文住宅,貸家及び分譲住宅が減少したため、全体で前年同月比4.8%の減少となった。また,季節調整済年率換算値では前月比2.0%の減少となった。

1.総戸数
○新設住宅着工戸数は 83,057戸。
・前年同月比 ▲4.8%減, 4ヶ月連続の減少。
○新設住宅着工床面積は 6,545千㎡。
・前年同月比 ▲5.4%減, 4ヶ月連続の減少。
○季節調整済年率換算値では 933千戸。
・前月比 ▲2.0%減, 先月の増加から再びの減少。

2.利用関係別戸数
○注文住宅(=持家)は、24,807戸(前年同月比 ▲4.8%減, 5ヶ月連続減)
○貸家は 38,017戸(前年同月比▲4.8%減, 5ヶ月連続減)
○分譲住宅は、19,588戸(前年同月比▲4.8%減, 2ヶ月連続減)
・ うち分譲マンションは 7,489戸(同▲16.9%減, 2ヶ月連続減)
・ うち戸建分譲住宅は 11,861戸(同 5.0%増, 先月の減少から再びの増加)

3.地域別戸数
○首都圏 総戸数(前年同月比▲ 5.3%減)
注文住宅(同▲7.1%減),
貸家(同 ▲3.2%減),
分譲住宅(同▲8.7%減)
うち分譲マンション(同 ▲18.6%減),うち戸建分譲住宅(同 1.2%増)

○中部圏 総戸数(前年同月比 ▲3.4%減)
注文住宅(同▲ 6.6%減),
貸家(同▲4.7%減),
分譲住宅(同 6.5%増)
うち分譲マンション(同 17.5%増),うち戸建分譲住宅(同 3.7%増)

○近畿圏 総戸数(前年同月比 ▲1.5%減)
注文住宅(同▲8.4%減),
貸家(同 12.7%増),
分譲住宅(同▲14.1%減)
うち分譲マンション(同 ▲20.0%減),うち戸建分譲住宅(同▲7.9%減)

○その他地域 総戸数(前年同月比▲5.9%減)
注文住宅(同 ▲2.5%減),
貸家(同▲11.0%減),
分譲住宅(同 7.4%増)
うち分譲マンション(同▲16.0%減),うち戸建分譲住宅(同 22.1%増)

 

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[ 2017年12月 5日 ]

 

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