アイコン 中央構造線上の地震発生確率 近畿・四国・西端は由布院に変更/政府地震委員会

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東大の先生によると「中央構造線断層帯」は近畿から愛媛沖までだったという。それを今回大分まで伸ばしたという。
そもそも中央構造線は、関東から東海-近畿-徳島の吉野川-愛媛-大分-熊本-九州の甑島沖までは確かで、その先は琉球と大陸棚の境の沖縄トラフ(海底断層)に至るものであったはすだが・・・。

政府の地震調査委員会は19日、国内最大の断層帯「中央構造線断層帯」について、これまで四国沖と考えられていた西端が大分県まで達しているとする新たな評価を公表した。
全長は約440キロとなり、全体が同時に動いた場合、四国や九州北部、近畿などの広い範囲が震度6弱以上の激しい揺れに襲われると想定されている。

これまで近畿から四国北部を通って四国の西の伊予灘に達し、全長は約360キロとされてきた。
しかし、最新の研究で、伊予灘の海底にある活断層と大分県の別府湾から由布市にかけてのびる活断層がほぼつながっていることがわかり、政府の地震調査委員会は「中央構造線断層帯」の西の端が大分県まで達しているという新たな評価をまとめ、19日公表した。

さらに断層帯全体が同時に動くことも否定できないとしていて、この場合、マグニチュードは「8.0程度もしくはそれ以上」で、四国や九州北部、近畿、それに中国地方などの広い範囲が震度6弱以上の激しい揺れに襲われるほか、断層に近い大阪と奈良、和歌山、徳島、香川、愛媛、それに大分などの一部の地域では、震度7となるおそれがあると予測している。

地震調査委員会の委員長で、東大地震研究所の平田直教授は「内陸の浅いところで起きるため揺れで大きな被害が出る可能性がある。建物の耐震化など事前の備えを十分に進めてほしい」と話している。

<伊方大丈夫?>
  今回発表した先生たちによると、伊予灘では8.0以上の地震が発生する可能性があるという。中央構造線上のすぐ近くにある伊方原発は大丈夫だろうか。阿蘇山の破壊的噴火よりこっちの方が現実的だろう。直下型で、浅ければ予想以上の激震に見舞われる。ましてや8.0以上だとしたら・・・。
阪神淡路大震災:M7.3、深度16キロ、震度7で600~800ガル、
伊方原発の耐震性はそれまでの570ガルから650ガルに引き上げている。・・・いつもの想定外でしたで済むのだろう。
以上、

地震大国日本。

1219_10.jpg

↓ これまでの中央構造線(メディアンライン)の常識。
学者さんたちは、何を意図して九州(大分-熊本-鹿児島)を含めないのだろう。そもそも地中の50キロ100キロのことなど、ほとんどわからないのが現実だ。
予想していなかった熊本大地震の発生で怖くなったのか・・・、熊本大地震では、未知の断層がいくらでも存在し、それが動き大地震になっている。(先生たちは銭かけて何調べているのやら)
  熊本大地震の余震では、学者たちがつながっていないという大分県でも数多く発生している。
中央構造線は甑島の先までつながっているはずだ。
 3.11の東北沖巨大地震、長野・富士山裾野での地震、西へは兵庫沖・徳島へ地震は移り、伊予灘へ、そして熊本地震となった。

1219_11.jpg


<発生確率>下記表参照
<Sランク>

この10の区間を「発生確率のランク」が高い順に見ていきますと、最も高い「Sランク」と評価されたのは、愛媛県にある「区間8」の「石鎚山脈北縁西部」で長さはおよそ40キロあり、全体がずれ動いた場合、最大でマグニチュード7.5程度の地震が発生すると想定されている。
今後30年以内の発生確率は3%以上。

<Aランク>
次いで「Aランク」と評価されたのは、和歌山県にある「区間3」の「根来」と和歌山県沖から徳島県沖にかけての「区間4」の「紀淡(きたん)海峡ー鳴門海峡」、徳島県にある「区間5」の「讃岐山脈南縁東部」、それに徳島県から愛媛県にかけて通る「区間6」の「讃岐山脈南縁西部」。

想定される地震の規模は、区間3から5は、マグニチュード7.2程度から7.7程度で、長さがおよそ80キロある区間6の「讃岐山脈南縁西部」は「8.0程度もしくはそれ以上」と評価された。
今後30年以内の発生確率は0.1%から3%未満。

<Zランク>
また、3番目の「Zランク」と評価されたのは、奈良県にある「区間1」の「金剛山地東縁」、愛媛県にある「区間7」の「石鎚山脈北縁」、愛媛県内から愛媛の西の沖合にまたがる「区間9」の「伊予灘」、それに愛媛の西の沖合から大分県にまたがり、今回新たに加わった「区間10」の「豊予海峡ー由布院」。
地震の規模は、区間1と7、それに10がマグニチュード6.8程度から7.8程度と想定され、長さが90キロ近くある区間9の「伊予灘」は「8.0程度もしくはそれ以上」とされている。
今後30年以内の発生確率は「0.1%未満」。

<Xランク>
そして、4番目の「Xランク」と評価されたのが、奈良県と和歌山県にまたがる「区間2」の「五条谷」で、マグニチュードは7.3程度と想定されている。
発生確率は不明なものの、すぐに地震が起きることが否定できない活断層。

1219_121.jpg

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[ 2017年12月19日 ]

 

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