アイコン 韓国検察 大統領府に警告 チョ氏法相就任後 大粛清か

Posted:[ 2019年9月 6日 ]



検察関係者は5日、韓国の文在寅大統領の側近で次期法相に指名されたチョ・グク国・前民情首席秘書官(ソウル大教授休職中)の親族をめぐる不正疑惑で、大統領府が捜査に介入した懸念があると批判した。

 
大統領府関係者は「捜査介入したことはない」と全面否定。
チョ氏をめぐる疑惑は、大統領府と検察の対立という異例の事態に発展している。
 
チョ氏は6日、法相の適性を審査する国会の人事聴聞会に出席する予定。
チョ氏の親族に関する新たな疑惑も浮上しており、厳しい追及が予想される。
 
朝鮮日報は、青瓦台関係者は5日、チョ氏の家族の疑惑と関連し、疑惑を否定できる人物を把握したため、6日のチョ氏の国会人事聴聞会で釈明できるだろうと発言したと報じた。
同高官は「聴聞会で疑惑が解明される」と述べ、チョ氏の疑惑解消につながるとの見解を示した。
 
この報道に検察当局が強く反発。
「捜査介入の懸念がある非常に不適切なことだ」と非難する検察関係者の談話を発表した。


これについて大検察庁(最高検)は、「青瓦台による捜査への介入とみなされる恐れがある非常に不適切な行為」との談話を発表した。
 
不正入学疑惑などが取りざたされているチョ氏の娘を巡っては、釜山大の大学院に進学する際、ソウル大の総長から表彰されたとの虚偽の内容を記した履歴書を提出した疑惑も浮上している。
 
ソウル大の総長は、表彰状は与えていないと検察に証言。ソウル大で教授を務めるチョ氏の妻から「総長表彰を与える権限を委任したと話してほしい」と頼まれたとも説明したという。
チョ氏は文政権の目玉政策である検察改革を担うことになっている。
以上、
 
大統領府と検察、検察はどこまで大統領府と新法相に耐えられるか。
大統領も自ら就任させた検事総長を無闇に更迭させることはできないだろうが、強権発動は、昨年8月の統計庁長官(大統領が女性閣僚として就任させた2人のうちの一人だった)の更迭の例もありありうる。
積弊清算では、前、前々大統領時代に就任した国立大の総長や国立研究所の所長は1人を除きほぼ全員交代させた。その1人とはKAIST大総長であり、任期もあり交代を拒否したことから、大統領府は大学に監察を入れ、事件を捏造、検察を動かし任意聴取を行っていた。総長の捏造だとする抗議のSNSを見たイギリスの著名学術誌のネイチャーが紙面に掲載し、世界の科学者が抗議の署名活動を行い、韓国の大統領府は交代させることを断念した。
積弊清算では無実を主張し3人が自殺し、数十人を監獄に送り込んでいる。
 
検察は、今後、積弊清算どころか大粛清される可能性が高い。
前、前々大統領時代の各省庁の高級官僚たちはほぼ全員が閑職へ左遷させられ、現在の高級官僚たちは文派一色になっている。

 

チョ・グク(曺国)氏スキャンダル/1965年4月生 386世代
前・民情首席秘書官(2年半)
ソウル大学法学部教授(休職中)/江南左派=金持左派=公開資産54億76百万ウォン
法務部長官候補
文大統領が2019年8月19日指名 検察改革の旗手
9月6日、国会聴聞会
文在寅氏の側近、次期大統領有力候補
25日のチョ氏謝罪会見「当時存在した法や制度に従った」と疑惑否定
8月27日、検察が20ヶ所あまりを一斉捜索
娘疑惑
チョ・ミン氏(現27歳)
不正論文
2008年英語系高校3年生時、2週間檀国大学医学部にインターン、論文の筆頭執筆者に、大韓医師協会会誌掲載
不正入学
高麗大学の随意入学制度で入学・論文効果
不正奨学金受給
釜山大学医学専門大学院時代
不正奨学金受給
ソウル大学環境大学院時代
経歴査証
ソウル大総長の表彰虚偽記載、釜山大学院入学での経歴査証
関与大学ほか(捜索対象)
英語系高校
 
有名私立の高麗大学
2010年随意入学、卒業
ソウル大学環境大学院
卒業後半年在籍、その後釜山大学へ
釜山大学医学専門大学院
不正奨学金受給? 3年間受給
医師が文在寅大統領専門医(医師仲介は娘の論文関与教授)
釜山市市長室(捜索)
文大統領側近の釜山市長、不正奨学金に関与の見方
国立の公州大学K教授
海外滞在・検察は帰国して協力するよう求めている
家族疑惑(捜索対象
私学財団熊東学院、
家族運営 
私募ファンドのコリンク・プライベート・エクイティ
一族運営 巨額投資疑惑
 
 
・検察、実弟、妻の兄弟や疑惑関連者を出国禁止措置
・息子の徴兵逃れ疑惑、息子は米韓2重国籍、徴兵5回延期。チョ氏来年入隊と
・不動産の偽装売買疑惑、資産隠しの脱税疑惑

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。