韓国の自動車産業は、サプライチェーンの多くを中国に置いているため、中国の武漢コロナウイルスの大感染により、春節休暇が1月24日~30暇でのところ、2月10日前後まで工場はストップした。武漢に至ってはまだ工場再開の許可は下りていない。そのためワイヤーハーネスなど主力部品が滞り、勧告で生産ができない中、2月19日以降、今度は韓国で大感染が発生、国内のサプライチェーンの生産低下で、自動車生産の稼働率が悪化、更に自動車会社によっては工場勤務者の感染が確認され、一時工場封鎖、消毒の期間、当該建屋の勤務者も自宅待機になるなど、まだ本格稼動どころではない状況が続いている。
当然、客も感染拡大に購入意欲はなく、生産台数も販売台数も大幅に減らしている。