アイコン 米国 全世界の通信傍受 ネット~海底ケーブルまで アップストリーム

何でも盗聴OK、世界の警察を自認するアメリカ合衆国、下ネタ使い追い落とし材料提供も浮上か? 煙たい奴は消し去れ。
こ うしてみると、これまでに、世界中のお偉いサンたちや、アメリカにとって煙たい人たちが、マスコミにより葬り去られたが、マスコミのスクープでも何でもな く、CIAから提供されたネタにより、追い落としが図られたとすれば、何かすべて納得できるような気がする。日本でもフクシマに関する記者の取材能力のな さからすれば、ホンマそう思ってしまう。
CIAの主力業務は、アメリカの利益のための各国の政権・世論の誘導にある。

旭日旗の朝日によると、米国家安全保障局(NSA)が少なくともネットや携帯電話などのほぼ世界中の通信記録を対象に収集、分析していたことがNSA元幹部らの証言でわかったと報じている。
NSAで実際に通信傍受などに携わった元職員6人に米国で野取材により、NSAは「アップストリーム」というシステムを使い、サンフランシスコやニューヨークなどの付近で、主に海底の光ファイバーケーブルの情報を直接収集していた。
北米には基幹ケーブルなどのネット設備が集中し、世界各地域から送信されるデータの8割以上が経由する。こうした利点を活用し、情報を盗み出していたという。
下図は、朝日の分。

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<アップストリームとは>
通信回線で、ネットワークの末端側(個々の利用者や端末、クライアントなど)から中心側(通信施設や集線装置、サーバなど)へ向かう方向。また、その方向に流れるデータや信号、およびその通信速度などのこと。

中心側の領域や機器などのこと指す場合もある。“upstream”は「上流(の)」という意味の英単語。無線通信や衛星通信では「アップリンク」(uplink)ともいう。逆に、中心から末端へ向かう方向は「下り(回線)」「下流」「ダウンストリーム」(downstream)などと呼ばれる。

固定系の公衆回線網(電話やFTTHなど)では、個々の加入者宅から通信事業者の施設や設備(電話局やNOC、APなど)へ向かう方向が、無線系の回線網(携帯電話など)では利用者の通信端末から無線基地局などへ向かう方向が、それぞれアップストリームに当たる。
企業内LANなどでは、個々の端末やパソコンなどからルータやスイッチ、バックボーンネットワークなどへ向かう方向が、クライアントサーバ方式の情報システムではクライアントからサーバへの流れが、それぞれアップストリームとなる。

上りと下りの周波数帯域や通信速度が同じであるような通信方式を「対称通信」、異なるような方式を「非対称通信」という。電話などの音声通話は基本的に対称だが、インターネットを利用する際は一般に下りのデータ量の方が多いため、データ通信回線・サービスは下りのほうが速い非対称通信になっていることが多い。

<エックス・キースコアとは>
英紙『Guardian』は2013年8月31日、米国家安全保障局(NSA)が行なっている通信上の個人情報収集について、「エックス・キースコア(X-Keyscore、XKS)」と呼ばれるプログラムが存在し、NSAがきわめて大規模に個人情報を集めていることを伝えた。

XKSの存在は、すでに独誌『Der Spiegel』が、米独間の情報共有との関連で報じているため、『Guardian』の記事は、その続報ということになるのだが、最近、ロシアへの亡命を果たした元米中央情報局(CIA)スタッフのエドワード・スノーデン(Edward J. Snowden)氏から提供された文書を基にして、XKSの仕組みや実態が詳しく説明されている。

それによると、XKSは、「プリズム(PRISM)」をはじめ、NSAが独自に開発した情報収集プログラムの一つであり、電子メールやチャットの内容、訪問したウェブサイトの閲覧記録、検索履歴などの情報を集めることが可能であるという。

こうした情報の中からメールアドレス、名前、電話番号、キーワードなどを使って検索し、目的の情報を見つけることができるシステムも整備されていて、NSAの分析官は、そのシステムを通じて電子メールやチャットの内容を読み、別ルートでNSAが収集した情報と照らし合わせることもできたとしている。

XKSの特徴は、それがカバーするネットワーク上の領域の広さである。『Guardian』によると、XKSは、世界で約150ヶ所、700以上のサーバを介して情報が集められているという。
これによって、ほぼ全世界の通信ネットワークをカバーすることができるため、収集される情報量も膨大なものとなる。実際、2012年のある月の場合、XKSによって、約420億件の情報が収集、保存されていたようだと報じている。

電子計算機=コンピュータは、元々軍事目的にアメリカで作られたもの。アメリカのそうした機関は、回線上に流れる情報は、裏も表もすべて知り尽くしているといえる。
メルケルの件では、トボケのオバマも化けの皮が剥がされつつあり、今後、国連でどう取り扱われるか、見ものである。
中国・上海の電子諜報機関=ハッカー部隊である61398部隊など、スノーデンの登場で一つも話題にならなくなった。
 

[ 2013年10月28日 ]
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