アイコン 韓国 原潜開発へ本腰か  北朝鮮に対するキルチェーン構築へ

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韓国では、北朝鮮による核開発やSLBMの成功に脅威論が最高潮に達し、次世代型潜水艦の着工に入ったばかりにもかかわらず、原潜開発を進めるべきだと与党セヌリ党の重鎮らが声を上げた。追って、以前からある核開発も行うものと見られる。

韓国与党セヌリ党の党内グループ「北核問題解決に向けた議員の集い」は29日、北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射に成功したことを受け、これに対抗するため韓国海軍は原子力潜水艦を保有すべきだと主張した。

同グループは声明を出し、「北が3000トン級の潜水艦を開発し、3発以上のSLBMを実戦配備することが予想される中、韓国軍は長期潜水や先端探知の機能、攻撃能力を備えた原子力潜水艦を直ちに配備し北のSLBMによる挑発を根本から防ぐべき」との立場を強調した。
国会に対しては、迅速に北朝鮮のSLBM発射を非難する決議を採択すべきだとした。

また、三方を海に囲まれている韓国の弱点を補強するため、北朝鮮にミサイル発射の兆しがあれば先にこれを破壊する兵器「キルチェーン」と、発射されたミサイルを空中で迎撃する韓国型ミサイル防衛(KAMD)に加え、新たな対北朝鮮戦力を持つべきだと主張している。

北朝鮮に対しては、「核実験およびミサイル発射などの武力挑発の行く末は破滅しかないということを悟り、朝鮮半島の平和と繁栄のため共生の道に進むべきだ」と呼びかけた。
このグループには、鄭鎮碩院内代表、元裕哲前院内代表をはじめとする23人の同党議員が参加している。
以上、韓国・朝鮮日報参照

<韓国では次世代潜水艦9隻の着工に入ったばかり>
韓国防衛事業庁は(21016年)7月1日、慶尚南道・巨済の大宇造船海洋で3000トン級の次世代潜水艦「張保皐3」の着工式を行ったと伝えた。2番目の張保皐3で、韓国独自の技術が用いられる。
同庁は2012年に大宇造船海洋と張保皐3の設計・建造契約を締結し、14年に1番目の張保皐3の建造を開始。今年5月には潜水艦の船体を構成するパーツを骨組みに初めてはめ込むことを記念して行われる起工式を開催した。

韓国軍は20年から張保皐3を9隻、戦力化する計画。
まずは20年から24年までに1~3番目を建造し、25年から27年までに4~6番目を建造する計画。
1~3番目の潜水艦には、弾道ミサイルを発射できる6門の垂直発射管が設置される。
韓国軍は1~3番目の潜水艦に射程500キロ以上の弾道ミサイル「玄武2B」を搭載するとみられる。
4~6番目に建造される張保皐3は水中作戦や武装能力に優れ、垂直発射管の数も10門に増える。
残り3隻の建造計画はまだ策定されていない。
以上、韓国・聨合ニュースより

韓国は、軍事面はコントロールされているというが、カッカきた場合、民族の性格・性質・気質は一緒であり、北朝鮮と変わらない行動を取る可能性がある。
韓国は、韓国型ミサイル防衛(KAMD)を構築しようとしているが、万が一の北朝鮮に対する米駐留軍との連動ができず、また、これまでのミサイル同様、どこへ飛んでいくかわからないシロモノを作ってしまう可能性が高い。
腐敗利権からか韓国は、世界中から最新兵器やレーダーなどを調達している。日本は米国からの調達一辺倒。中には輸出してくれない武器もあり、そうした武器に限り自主開発している。日本は貿易摩擦の観点から、価格が高い米国の武器を輸入している。
次世代潜水艦の建造に入っている段階で、隣国の北朝鮮用に原潜を造る必要などどこにあろうか。

<AFPによる南北朝鮮の軍事比較>
<AFPによる南北朝鮮の軍事比較>

<日本の防衛白書27年版>
<日本の防衛白書27年版>
 

[ 2016年8月29日 ]
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