4月の訪韓客 中国▲66.6%減、日本からも▲5.4%減 全体で▲27.2%減
韓国のTHAAD配備に対する中国の観光制裁は、クルーズ船寄港の大幅抑制、韓国社のチャーター便不認可、中国での韓国行き観光商品の販売抑制の影響から、中国からの訪韓客が大幅減少となっている。4月は北朝鮮情勢の緊迫化から日本からのほう観客も減少している。(米トランプは中国習との会談で、中国に対して北朝鮮問題に100日間猶予期間を与えており、米軍が北朝鮮を攻撃の可能性は0に等しかった。空母カール・ビンソンも4月、朝鮮半島どころかインド洋で演習に参加していた。いつものことだが、日本は意図して煽ったようだ。今後も何回も煽ることだろう)
4月の韓国の訪観客について、聨合ニュースは次のとおり報じた。
中国人観光客が減少した影響で4月に韓国を訪れた外国人観光客の数が前年同月比▲27.2%減となる106万9800人にとどまった。韓国観光公社が22日、明らかにした。
このうち中国人観光客は約22万7800人で、前年同月比▲66.6%減少した。
中国政府が米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反対し、3月から自国旅行会社に韓国団体旅行商品の取り扱いを中断させたことが影響したものとみられる。
日本人観光客は前年同月比5.4%減少した16万5700人だった。朝鮮半島有事に関する否定的なメディアの報道が影響したとみられる。日本人観光客は昨年2月に3年6ヶ月ぶりに増加に転じて以来、増加を続けていたが、先月再び減少に転じた。
台湾からの観光客は、前年同月比14.5%増の7万9200人、香港からの観光客は同50.0%増の7万9000人だった。
一方、海外旅行に出かける韓国人は増加を続けていたが、4月は前年同月比▲8.7%減少し、149万3800人にとどまった。
以上、聨合ニュース
THAAD問題は北朝鮮情勢が緊迫化する中、米国が相手になるだけに中国との関係で改善を見ることは難しい。
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