アイコン 韓国武器輸出大国へ 2016年の武器輸出20.6%増の9400億円

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韓国は、武器輸出を一大産業にしようとしている。特にインドネシアとは関係が深く、軍用機から潜水艦に至るまで輸出している。フィリピンに対しても戦闘機や現在問題の韓国製機動ヘリ「スリオン」が、ほぼ販売決定している(日本は供与し、実質プレゼントとしている)。

世界の軍事情勢を分析しているスウェーデンのストックホルム国際平和研究所は11日、2016年の世界の武器取り引きをまとめた年次報告書を発表した。
それによると、統計を明らかにしない中国(アフリカに大量に武器輸出)を除き、世界の軍需産業の上位100社の売上高の合計は3,748億ドル(日本円で42兆3500億円)で、前年より1.9%増えた。

このうち、ロッキード・マーチンやボーイングなどアメリカの各企業の売上高の合計は、世界全体の約60%を占めている。欧州では全体で▲0.2%減の916億ドル、英国は2%増、ドイツは6.6%増と売上高を伸ばし、フランスとイタリアは減少している。

平和な顔しているドイツは、以前米露に次ぐ3位に入る武器輸出大国。2016年は2位になったかもしれない。

ロシアは戦闘機など3.8%増の266億ドル(全体の7.1%)。 

武器輸出3原則を取っ払った日本の企業は、5社が上位100社に入ったが、売上高の合計は前年より▲6.4%減っている(日本製は税金タレ流しの親方日の丸で製造されていることから非常に高く、政府が円借款など付けない限り購入してくれない。価格競争力0)。
三菱重工は▲4.8%減、川崎重工は▲16.3%減、三菱電機は▲29.2%減。

一方、韓国企業は7社が上位100社に入り、売上高の合計は前年比20.6%増の約9400億円(84億ドル)に上っている。

報告書は、韓国政府が北朝鮮情勢を背景に自国の企業から軍事装備品の調達を増やしていると分析するとともに、国策として海外輸出を推進していることから、韓国が「主要な武器輸出国になろうとしている」と指摘している。
韓国は、武器先進国から輸入し、解体して技術を盗み、製造販売している(黒豹の異名を誇るK2戦車はドイツ製のエンジン・駆動系を用いて製造されたが、ドイツに対してかつてにエンジンを分解し真似て製造しようとしたものの製造できなかった。カンカンになったドイツは、その後エンジンと駆動系の輸出を全面停止し、韓軍は初期能力のないままK2戦車を配備している。韓国からの要請でダボハゼの三菱重工がエンジンを輸出しようとしたが、日本政府が許可しなかった)。

韓国独自の最新戦闘機K-FX開発でも、米国からのF-35A購入につき、約30あまりの技術供与を条件にしていたが、米国は戦闘モードの中核4技術の供与を行わなかった。K-FX開発はインドネシアとの共同開発機、韓国で製造した機はインドネシアへ大量輸出される予定になっている。韓国は当該の中核4技術は欧州メーカーから供与されるとしていたが、結果、何処の国も相手にしなかった。中核4技術については韓国独自で開発中。無理だろう。
韓国は東南アジアを中心に大量の武器販売を行い、また、イラクへ自動小銃を大量売却していることでも知られる。

報告書は、こうした「新興の生産国」の売上高が増えていると指摘し、これらの国々で軍需産業が急速に発展していると指摘している。
以上、
日本政府は、東南アジアも含め海外の首脳や閣僚らとの人脈がなさ過ぎる。韓国勢はそれに長けている。その結果が武器輸出でも大儲けしている証だろう。
日本製の武器は優秀だろうが、必要以上に優秀でも高ければ除外される。日本は大国意識も強すぎ、円借款などない限り相手にしてもらえない。

ロシアは今後、アラブ世界へ大量に戦闘機を販売する可能性が高い。米国によるエルサレム首都認定はそれほどアラブ世界の琴線に触れている。

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[ 2017年12月11日 ]

 

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