アイコン 11月の住宅着工戸数 ▲0.4%減 分譲マンション9.5%増 中部と地方が牽引

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11月の新設住宅着工は,分譲住宅は増加したが、持家及び貸家が減少したため,全体で前年同月比▲0.4%の減少となった。また,季節調整済年率換算値では前月比1.9%の増加となった。

1.総戸数
○新設住宅着工戸数は84,703戸。
・前年同月比▲ 0.4%減, 5ヶ月連続の減少。

○新設住宅着工床面積は 6,711千㎡。
・前年同月比 ▲1.2%減, 5ヶ月連続の減少。

○季節調整済年率換算値では 95万1千戸。
・前月比 1.9%増, 先月の減少から再びの増加。

2.利用関係別戸数
①注文住宅=持家
○持家は 24,904戸(前年同月比 ▲4.2%減, 6ヶ月連続の減少)

②貸家=貸家+アパート+賃貸マンション
○貸家は37,508戸(前年同月比 ▲2.9%減, 6ヶ月連続の減少)

③分譲住宅
○分譲住宅は21,882戸(前年同月比 8.7%増, 3ヶ月ぶりの増加)
・分譲マンションは9,052戸(同 9.5%増, 3ヶ月ぶりの増加)
・戸建分譲住宅は12,580戸(同 7.7%増, 2ヶ月連続の増加)

3.地域別戸数
○首都圏 総戸数(前年同月比▲1.9%減の28,962戸)
持家(同▲4.1%減の5153戸),
貸家(同▲2.8%減の13,375戸),
分譲住宅(同▲ 0.2%減の10,308戸)
うち分譲マンション(同▲9.9%減の4,392戸),
うち戸建分譲住宅(同 7.8%増の5,734戸)

○中部圏 総戸数(前年同月比 4.7%増の10,427戸)
持家(同▲7.9%減の3,769戸),
貸家(同▲4.3%減の3,818戸),
分譲住宅(同 52.3%増の2,805戸)
うち分譲マンション(同 333.6%増の1,084戸),
うち戸建分譲住宅(同 8.1%増の1,719戸)

○近畿圏 総戸数(前年同月比▲4.0%減の11,764戸)
持家(同▲5.7%減の3,101戸),
貸家(同▲2.0%減の5,163個),
分譲住宅(同▲6.1%減の3,455戸)
うち分譲マンション(同▲18.9%減の1,476戸),
うち戸建分譲住宅(同6.2%増の1,962戸)

○その他地域 総戸数(前年同月比0.7%増の33,550戸)
持家(同▲2.7%減の12,881戸),
貸家(同▲2.9%減の15,152戸),
分譲住宅(同24.3%増の5,314戸)
うち分譲マンション(同59.0%増の2,100戸),
うち戸建分譲住宅(同8.2%増の3,165戸)

 

全国分譲マンション着工戸数 3ヶ年月別推移
 
2015年
2016年
2017年
 
 
対前年
 
対前年
 
対前年
戸数
同月比
戸数
同月比
戸数
同月比
1
10,377
-13.1
8,383
-19.2
13,098
56.2
2
10,693
23.3
11,752
9.9
7,562
-35.7
3
7,575
-8.6
11,290
49.0
8,549
-24.3
4
11,071
24.4
11,936
7.8
12,097
1.3
5
11,322
54.9
11,236
-0.8
9,823
-12.6
6
14,173
82.8
10,185
-28.1
12,942
27.1
7
7,424
-17.6
7,863
5.9
9,059
15.2
8
10,189
0.0
6,815
-33.1
9,109
33.7
9
7,724
-22.4
9,502
23.0
8,628
-9.2
10
8,690
-17.2
9,008
3.7
7,489
-16.9
11
8,880
-4.1
8,263
-6.9
9,052
9.5
12
7,534
-13.5
8,337
10.7
 
 
年計
115,652
4.7%
114,570
-0.9%
107,408
1.1%
全国分譲マンション着工戸数推移
 
年推移
着工戸数
前年比
備考
2012
123,154
5.4%
東日本大震災復興
2013
127,599
3.6%
 
2014
110,475
-13.5%
4月消費税増税
2015
115,652
4.7%
 
2016
114,570
-0.9%
 
2017
107,408
1.1%
 
・出典:国交省/2017年は1~11月までの累計値

 

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[ 2017年12月28日 ]

 

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