アイコン 追報:名門の「池田カンツリー倶楽部」の池田開発(株)(大阪)/民事再生申請 負債105億円

 

 

既報。27Hの池田カンツリー倶楽部運営会社の池田開発(株)(大阪府池田市畑3-11、代表:荒木進)は12月2日、申請処理を浦田和栄弁護士(問合窓口の電話072-751-1886、072-751-9111)ほかに一任して、大阪地方裁判所へ民事再生法の適用を申請した。監督員には、森恵一弁護士が選任されている。

 負債額は約105億円。

同社は昭和32年2月設立された関西屈指の名門ゴルフ場「池田カンツリー倶楽部」の運営会社。当ゴルフ場は3コース全27ホール、大阪市内や近畿一円から集客する老舗名門コースであった。バブル時代には16億円以上の売上高を計上していたが、その後はバブル崩壊、長期不況によりゴルフ離れが深刻で、集客不足が続き、平成30年9月期には約6億円の売上高まで落ち、巨額の債務超過に陥っていた。

老舗であるが、バブル時代に会員権販売を行い1コース増加させ、また、関連会社の(株)ウエストワンズ(兵庫県加東市、平成25年6月に負債額約260億円を抱え経営破綻)に16億円出資していたことから不良債権になり、同社は債務超過に転落していた。預託金償還のめどは立たず、今回の申請となった。会員数は約3000人。

追、大阪在住時代にコースを回ったことがあるが、すばらしいコースだった記憶がよみがえる。

[ 2019年12月 4日 ]

 

 

 


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