アイコン 追報:HOYAの東芝系ニューフレアテクノロジーを敵対的TOB 株主構成

 

 

HOYAはニューフレアテクノロジー株を公開買付け(TOB)で取得すると発表した。ニューフレアには、東芝がTOBを行っており、対抗する形となる。

発表によると、東芝のTOB終了後に売却交渉することも検討したが、早い段階でHOYAの完全子会社とし、協業体制を築くことが望ましいと考えた。また東芝ではなくHOYAのTOBへの応募を望む株主の存在も考慮した。ニューフレアとは協議しておらず、賛否は確認していない。
発表によれば、買い付け価格は1株1万2900円で、東芝の1万1900円よりも高い。取得金額は1477億円。20年4月にTOB開始を開始し、66.67%の取得を目指す。フィナンシャル・アドバイザーは大和証券。
以上。
HOYAのTOBは株主構成から無謀と見られる。買収価格合戦にしたいのだろうか。
東芝デバイス&ストレージは東芝の100%子会社。

第2位の東芝機械は東芝が売り払い、オフィスサポートが東芝機械の6.25%を有する筆頭株主、ブラックロックが4.75%で2位の株主。

 

ニューフレアテクノロジー株主構成  2019年9月30日現在
氏名又は名称
所有株式数
割合(%)
(株)
東芝デバイス&ストレージ株式会社
6,000,100
52.35
東芝機械株式会社
1,808,900
15.78
日本トラスティ・サービス信託銀行(凸版印刷関係)
500,000
4.36
バンク オブ ニユーヨーク ジーシーエム系
239,105
2.09
ブリティッシュ エンパイア トラスト ピーエルシー
154,200
1.35
ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー
150,640
1.31
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口)
139,500
1.22
NORTHERN TRUST CO.
139,000
1.21
CGML PB CLIENT ACCOUNT/COLLATERAL
116,339
1.02
エイブイアイ ジャパン オポチュニティー トラスト ピーエルシー
96,450
0.84
9,344,234
81.52

 

[ 2019年12月13日 ]

 

 

 


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