追報:会員2万人の一般社団法人自転車安全利用促進協会ほか3社(東京)/破産手続き開始決定 シェアサイクル
既報。1月31日に再生手続き廃止決定を受けていた、シェアサイクル事業の一般社団法人自転車安全利用促進協会(所在地:東京都千代田区麹町***)と同じくシェアサイクル事業のE&Hシェアマネジメント(株)(同、同)および保険サービスの(株)生活リスク研究所(同、同)は2月28日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。
負債総額は3社合計で約4億円。
破産管財人は内藤滋弁護士が選任されている。
破産債権の届出期間は令和2年4月3日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和2年7月6日午前10時。
自転車安全利用促進協会は平成27年9月設立の自転車シェアサービス事業の「BiSPA」店の運営会社。企業や個人を対象に会員制で運営していたが、一部しか展開できず、会員企業から訴訟を起こされ、裁判沙汰になり、民事再生を申請したものの、事業運営も先行き不透明であり、行き詰まり、1月31日に再生手続き廃止決定、今回の事態に至った。
[ 2020年3月 2日 ]