(有)前田潔商店(岡山)/自己破産へ 負債11億円
ガソリンスタンド経営の(有)前田潔商店(岡山県総社市長良***)は3月2日事業停止、事後処理を小林裕彦弁護士(電話086-225-0091)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。
負債額は約11億円。
同社は大正10年創業のガソリンスタンドの経営会社。同社はガソリンスタンドの経営を主に創業の農機具販売やスーパーの経営を行い、以前は約23億円の売上高を計上していた。しかし、主力のガソリンスタンドは同業者間の競争が激しく、車両の燃費もよくなり、売上不振と採算性の悪化を招いてきた。平成31問1月期には売上高が16億円台まで減少、採算性からガソリンスタンドの閉鎖など行ってきたが、業績改善にはつながらず、資金繰りにも窮するようになり今回の事態に至った。
[ 2020年3月 3日 ]