アイコン (株)ひだ高山中央市場(岐阜)/民事再生申請

 

 
 

青果物・水産物の卸業の(株)ひだ高山中央市場(所在地:岐阜県高山市問屋町***)は3月31日、東京地裁において民事再生法の適用を申請、保全命令と監督命令を受けた。申請代理人は網野精一弁護士(03-3273-2600)、監督委員には佐藤三郎弁護士(03-3556-2274)が選任されている。

負債総額は約11億円。

資本金は4600万円。

同社は昭和49年11月設立の高山市公設地方卸売市場の卸業者。飛騨高山地区を地盤に地場スーパーやホテル・旅館などに食材を卸し、以前は85億円以上の売上高を計上していた。

しかし、少子高齢化の進行、スーパーなどが生産者から直接購入するなどして、同業者間の競争は激化、同社は売上高の減少、採算性の悪化を生じさせていた。

今回の申請で財務体質を改善させ、スポンサーで地場の(株)駿河屋魚一の支援の下、事業を再建させる計画である。

 

 

[ 2020年3月31日 ]
 

 

 


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