【東京】設立38年のIT会社「エフ・エー・シー」が破産 システム開発・EC運営など展開
ソフトウェア開発やIT関連サービスを手がける(株)エフ・エー・シー(東京都中央区銀座6丁目13番16号、法人番号:9010001001252)は、2026年9月2日、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けた。
破産管財人には西川達也弁護士が選任されている。債権届出期間は9月30日までで、財産状況報告集会などの期日は11月27日午前11時。事件番号は令和8年(フ)第6361号。
同社は1988年設立のIT企業。ソフトウェアの企画・開発やシステム運用支援、Webサイト制作などを手がけ、EC・ネットショップ関連の事業にも取り組んできた。
エフ・エー・シーの会社概要
| 法人名 | 株式会社エフ・エー・シー |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区銀座6丁目13番16号 |
| 法人番号 | 9010001001252 |
| 設立 | 1988年9月 |
| 代表者 | 森幸夫氏 |
| 資本金 | 1000万円(企業情報掲載値) |
| 主な事業 | ソフトウェア企画・開発、システム運用支援、Web制作、EC関連、事務局運営代行など |
| 負債額 | 確認できず |
1988年設立、約38年の業歴
エフ・エー・シーは1988年9月設立。企業情報では代表者を森幸夫氏、資本金1000万円としている。
ソフトウェア・情報処理分野を中心に、ソフトウェアの企画・開発、システムの運用支援、ホームページ制作、IT顧問サービスなどを展開。システム開発だけでなく、ネットショップやECサイトの運営、事務局運営代行などにも事業領域を広げていた。
森氏は一般社団法人ITビジネス研究会で理事・事務局を務めた実績も確認されている。
EC・ネットショップ事業にも進出
同社は受託型のITサービスに加えて、自社でネットショップを運営した実績もある。
2017年に開かれたEC関連の業界イベントでは、エフ・エー・シーの社員が2011年7月から自社ネットショップ「Fa Coffee(エフエーコーヒー)」の業務に携わっていたことが紹介されている。
コーヒー用品やコーヒー器具を扱うEC事業として展開され、同社がITシステムの受託開発だけでなく、自社で電子商取引を運用するノウハウを蓄積していたことを示す事例となっている。
2017年の資料では「Fa Coffee」はエフ・エー・シーの自社ネットショップとして紹介されている。一方、現在のFa Coffee公式サイトでは販売業者を「株式会社銀座ファクトリー」としており、エフ・エー・シーとは別法人である。したがって、破産時点でFa Coffeeをエフ・エー・シーが運営していたとは扱わない。
銀座を拠点にITサービスを展開
同社の登記上の本店は東京都中央区銀座6丁目13番16号。法人番号は9010001001252で、今回破産開始決定を受けた法人と企業情報に掲載されるIT会社の所在地、法人名が一致している。
過去の企業情報では従業員15人とする資料もあるが、これは破産時点の人員規模を示すものではない。
負債額や破綻原因は確認できず
設立から約38年にわたりIT関連事業を手がけてきたエフ・エー・シーだが、今回確認できた公開情報では、事業停止時期や負債総額、破産に至った具体的な経緯は明らかになっていない。
システム開発市場やEC事業の環境変化などを今回の破産原因と結び付ける資料も確認できておらず、破綻原因については判明していない。
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