【宮城】3D測量・建設DXのデータアシストが破産 東北地方整備局「ICTサポーター」認定企業
3D測量やBIM/CIM、ICT施工関連のデータ作成などを手がける(株)データアシスト(宮城県仙台市宮城野区日の出町***、法人番号:7370001020292)は、2026年9月3日、仙台地裁から破産手続きの開始決定を受けた。
破産管財人には煙山正大弁護士が選任されている。債権届出期間は10月5日までで、財産状況報告集会などの期日は12月11日午後2時30分。事件番号は令和8年(フ)第995号となっている。
同社は測量を基盤に、ドローンやレーザースキャナーによる3次元計測、ICT施工、BIM/CIM、4Dモデル、VR・ARなど建設DX分野へ事業領域を広げていた。2026年度には国土交通省東北地方整備局の「ICTサポーター」にも認定されていた。
データアシストの会社概要
| 法人名 | 株式会社データアシスト |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県仙台市宮城野区日の出町 |
| 法人番号 | 7370001020292 |
| 創業 | 2005年3月1日(公式会社概要) |
| 資本金 | 1500万円(公式会社概要) |
| 従業員数 | 19人(公式サイト掲載値) |
| 主な事業 | 測量、3D測量、ICT施工・BIM/CIM関連データ作成、動画・XRコンテンツ制作など |
| 負債額 | 確認できず |
3D測量・BIM/CIMなど建設DX分野を展開
データアシストは従来型の測量に加え、地上型レーザースキャナー、GNSS、UAV(ドローン)などを利用した3次元計測を手がけていた。
公式サイトでは、ICT施工に使用する各種データやBIM/CIMモデルの作成、ドローンによる写真・動画撮影、施工シミュレーション用の4Dモデル、VR・ARコンテンツなども事業として掲載している。
3次元モデルをウェブ上で共有するシステムなども構築し、測量だけでなく建設現場のデジタル化を支援する事業へ展開していた。
東北地方整備局の「ICTサポーター」に認定
国土交通省東北地方整備局は2026年3月31日、2026年度の「ICTサポーター」100社を公表し、データアシストを認定番号66として掲載していた。
ICTサポーター制度は、ICTやデジタル技術の実務経験・知見を持つ企業などが、地域の建設会社に技術指導、相談、助言などを行い、ICT施工や3次元データ活用を支援する制度。2026年度分は4月1日から運用が開始された。
データアシスト自身も公式サイトで同認定を掲げ、保有する機器や技術を利用して建設現場の生産性向上やDXを支援するとしていた。
「ICTサポーター」は国土交通省東北地方整備局による認定制度であり、同局の関連会社や委託会社であることを意味するものではない。
公式サイトでは従業員19人、政府データでは社会保険被保険者16人
公式会社概要では、資本金1500万円、従業員19人としていた。
一方、政府の法人情報サイト「GビズINFO」に収録されている厚生年金保険・健康保険適用事業所情報では、被保険者数は16人となっている。
両数字は集計時点や対象範囲が異なる可能性があるため単純比較はできず、破産開始時点の正確な従業員数は確認できていない。
負債額や破綻原因は確認できず
今回確認できた公開情報では、データアシストの負債総額や事業停止時期、破産に至った具体的な経緯は明らかになっていない。
建設DX関連設備への投資や人件費などと今回の破産を結び付ける公表資料も確認できておらず、具体的な破綻原因については判明していない。
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