【倒産企業続報・福島】APJが破産開始決定 会津産ピーナッツ、負債約1.82億円 売上7900万円超から3700万円弱へ
会津産ピーナッツの生産・加工を手掛けていた福島県喜多方市のAPJ(株)が、2026年9月16日、福島地裁会津若松支部から破産手続開始決定を受けていたことが分かった。
JC-NETでは9月28日、同社の事業停止と負債約1億8190万円を報じていた。今回、破産手続開始決定まで進んでいたことが確認されたため、続報として掲載する。
| 法人名 | APJ(株) |
|---|---|
| 旧社名 | (株)オクヤピーナッツジャパン |
| 所在地 | 福島県喜多方市 |
| 法人番号 | 1380001030899 |
| 主要事業 | 会津産落花生の生産・加工など |
| 負債 | 約1億8190万円 |
| 手続き | 2026年9月16日、破産手続開始決定 |
会津産ピーナッツのブランド化を推進
APJは2020年に農業法人「オクヤピーナッツジャパン」として設立され、2023年にAPJへ社名変更した。
会津地方の農家と落花生を契約栽培し、会津産ピーナッツの生産・加工を展開。農家の所得向上や、障がい者福祉施設と連携した殻むき作業など、農業と福祉を組み合わせた地域事業にも取り組んでいた。
自社では「あいづピーナッツパーク構想」を掲げ、会津産落花生を地域ブランドとして全国へ広げる事業を進めていた。
売上7900万円超から3700万円弱へ
JC-NET既報によると、同社の売上高は約7900万円超を計上していた時期から、直近では3700万円弱まで縮小していた。
2024年には小売部門の一部を地元企業へ譲渡。その一方で、会津産ピーナッツの生産・加工事業を続け、資金調達にも取り組んでいた。
2024年に募集を開始した「福島県 会津ピーナッツファンド」では、会津産落花生の生産拡大などを目的に900万円を調達していた。
負債約1億8190万円、破産開始決定
テレビユー福島などの報道によると、負債総額は約1億8190万円。
同社は事業を停止したことが明らかになっていたが、官報公告では2026年9月16日午後1時、福島地裁会津若松支部から破産手続開始決定を受けている。
事件番号は令和8年(フ)第88号。破産債権の届出期間は2026年10月16日まで、財産状況報告集会などは同年12月21日に予定されている。
なお、2024年に譲渡された小売部門など、APJ以外の事業者へ承継された事業については、今回のAPJの破産手続とは区別する必要がある。
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