【大阪】合同会社IRIEが破産 Makuakeで「KILI」「Wavlean」など輸入商品を展開
海外商品の輸入販売やクラウドファンディング事業を手がけていた合同会社IRIE(アイリー)(大阪府枚方市)が、大阪地裁から破産手続き開始決定を受けたことが分かった。決定は2026年9月9日付。事件番号は令和8年(フ)第4581号。
法人番号は2120003009660。Makuakeなどのクラウドファンディングを活用し、海外の商品を日本市場で展開していた。
合同会社IRIEの破産概要
| 法人名 | 合同会社IRIE(アイリー) |
|---|---|
| 法人番号 | 2120003009660 |
| 所在地 | 大阪府枚方市牧野本町 |
| 設立 | 2014年4月 |
| 資本金 | 100万円 |
| 主な事業 | 海外商品の輸入・販売、クラウドファンディング |
| 破産開始決定 | 2026年9月9日 |
| 裁判所 | 大阪地方裁判所 |
| 事件番号 | 令和8年(フ)第4581号 |
財産状況報告集会などの期日は2026年12月3日午後2時20分。現時点で負債額や事業停止時期、破産に至った具体的な原因は確認できていない。
Makuakeなどで海外商品を展開
合同会社IRIEは2014年4月設立。過去の同社プレスリリースでは、クラウドファンディングを中心に海外の商品を日本市場へ紹介する事業を展開していたとしている。
代表的な取り扱い事例の一つが、バックパック「KILI」。同社はKILIの日本総代理店として、2020年12月から「KILI BOHEMIAN」をクラウドファンディングサービス「Makuake」で販売した。
このほか、ハンディタイプの超音波洗浄機「Wavlean」でも日本総代理店としてMakuakeで展開。自動包丁研ぎ・乾燥・UV除菌機能を備えた「Knifebox」についても、日本での正規販売・クラウドファンディングを手がけていた。
愛犬向けの美容チェア「SAMSON SALON(サムソンサロン)」も取り扱い、MakuakeやCAMPFIREでプロジェクトを展開した。Makuake STOREに残る同商品の販売ページでは、販売者として合同会社IRIEが明記され、応援購入総額は684万7947円、サポーターは692人となっている。
なお、KILI、Wavlean、Knifebox、SAMSON SALONはいずれも合同会社IRIEの自社ブランドとして扱うべき商品ではない。同社は日本総代理店、正規販売店、クラウドファンディングの実行者・販売者などの立場で取り扱っていた。
クラウドファンディングで複数の実績
同社が2021年に公表したプレスリリースでは、それまでのクラウドファンディングにおける最大支援額を5693万9100円としていた。
また、クラウドファンディングサイト「Kibidango」のIRIEプロフィールでは、クラウドファンディングを20回以上実施し、累計支援金額は2.2億円超と紹介されている。
ただし、これらはクラウドファンディング上の支援金額・応援購入実績であり、合同会社IRIEの年間売上高や会社全体の売上高を示す数字ではない。
「IRIE-Trading」でも販売
同社はネット販売サイト「IRIE-Trading(アイリートレーディング)」も展開していた。同サイトの特定商取引法に基づく表記では、販売事業者として合同会社IRIEが記載されており、本店所在地とも一致している。
海外商品の発掘からクラウドファンディングによる先行販売、国内販売までを手がける事業モデルを展開していたことが確認できる。
負債額や破綻原因は明らかになっていない
合同会社IRIEの直近の売上高、従業員数、今回の破産に伴う負債額については、現時点で確認できていない。
また、クラウドファンディング事業や輸入販売事業の動向と今回の破産との因果関係を示す公表資料も確認できておらず、具体的な破綻原因は不明。今後、信用調査会社などから負債額や経営状況が判明した場合は続報となる。
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