飲食・食品関連業倒産

アイコン 【埼玉】弁当店「エプロンマム」を運営していたムラカミが破産 寄居町で3月閉店、ロケ弁実績も


埼玉県大里郡寄居町の有限会社ムラカミ(法人番号:5030002116002)が、2026年9月10日、さいたま地裁熊谷支部から破産手続きの開始決定を受けた。

同社は、寄居町で弁当・惣菜・仕出し店「エプロンマム」を運営していたことが確認されている。エプロンマムは2026年3月8日をもって閉店しており、店舗閉店から約半年後に運営法人が法的整理に入った。

弁当・仕出し店「エプロンマム」を運営

有限会社ムラカミは、埼玉県大里郡寄居町を所在地とする法人。

一般社団法人埼玉県食品衛生検査センターが公表する自主検査実施施設の一覧では、複数年度にわたり「有限会社ムラカミ エプロンマム」と掲載されており、同法人が「エプロンマム」を運営していた関係を確認できる。

エプロンマムは、弁当や惣菜、オードブルなどを扱う地域密着型の仕出し店として営業。過去の店舗案内では、幕の内弁当、とんかつ弁当、のり唐揚げ弁当などを販売し、一定数以上の注文では寄居町内への配達にも対応していた。

 

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映画・ドラマ撮影の「ロケ弁」にも採用

エプロンマムは、寄居町で行われた映画やテレビ番組などの撮影現場へ弁当を提供した実績もある。

ヨリイフィルムコミッションの記録では、2008年以降、寄居町内で行われた映画、テレビドラマ、テレビCMなどの撮影で「エプロンマム」の弁当が手配されている。

映画「誘拐ラプソディ」やテレビドラマ「VOICE~命なき者の声~」などの撮影時にもロケ弁として利用されており、寄居町のフィルムコミッションではロケ弁対応店の一つとして紹介されていた。

地域住民向けの弁当・仕出しだけでなく、寄居町で行われる撮影を食の面から支える店舗でもあった。

2026年3月8日にエプロンマムが閉店

エプロンマムは2026年初めまで営業を続けていた。

寄居町が公表した2026年2月26日時点の取扱店一覧にも「エプロンマム」が飲食店として掲載されているが、その後、同年3月8日をもって閉店した。

地域情報サイトなどでも店舗の閉店が確認されているほか、現在は地図・飲食店情報サービスでも閉店店舗として扱われている。

2026年9月24日時点で、「エプロンマム」の店舗や事業を別法人または個人事業者が引き継ぎ、営業を再開したことを示す確実な公開情報は確認できない。

閉店から約半年後に破産開始決定

エプロンマムの閉店から約半年後となる2026年9月10日、有限会社ムラカミはさいたま地裁熊谷支部から破産手続きの開始決定を受けた。

事件番号は令和8年(フ)第277号。財産状況報告集会などの期日は、同年12月8日午前11時に指定されている。

同社の売上高、負債総額、従業員数については、現時点で確認できる確実な公開情報は見当たらない。

また、エプロンマムの閉店と今回の破産との間には時系列上の連続性があるものの、売上減少や原材料高、人手不足などを破綻原因とする確実な資料は確認できていない。具体的な破綻原因については明らかになっていない。

有限会社ムラカミの概要

法人名 有限会社ムラカミ
法人番号 5030002116002
所在地 埼玉県大里郡寄居町
主要事業 弁当・惣菜・仕出し関連
旧運営店舗 エプロンマム
店舗閉店 2026年3月8日
破産開始決定 2026年9月10日
裁判所 さいたま地方裁判所熊谷支部
事件番号 令和8年(フ)第277号
負債 確認できず
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