【群馬】熊川商事が自己破産申請へ 売上23億円超から縮小、負債約3億円
群馬県吾妻郡嬬恋村の建築資材卸・コンクリート関連会社、熊川商事株式会社が事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが分かった。
東京商工リサーチ前橋支店によると、同社は2026年8月31日までに事業を停止した。負債額は2026年2月期時点で約3億円。
熊川商事の会社概要 1975年創業
熊川商事は1975年創業、1990年設立。群馬県吾妻郡嬬恋村を拠点に、コンクリートなど建築資材の卸売りを中心に事業を展開していた。
公開されている企業情報では、生コンクリートやコンクリート製品関連の事業者としても登録されている。
| 法人名 | 熊川商事株式会社 |
|---|---|
| 法人番号 | 5070001023732 |
| 所在地 | 群馬県吾妻郡嬬恋村 |
| 主な事業 | 建築資材卸、コンクリート関連 |
| 創業 | 1975年 |
| 設立 | 1990年 |
| 事業停止 | 2026年8月31日 |
| 手続き | 自己破産申請の準備 |
| 負債額 | 約3億円(2026年2月期時点) |
売上高はピーク時に23億円超 八ツ場ダム関連の取引も
業績のピークとなった2008年2月期には、売上高約23億2400万円を計上していた。
同社は群馬県吾妻郡長野原町の八ツ場ダムに関連する工事需要にも対応していたが、関連取引が一段落した後は受注が低迷。事業規模の縮小が続いた。
なお、公開情報から熊川商事が八ツ場ダム関連のどの工事に、どの資材を納入していたかまでは確認できない。このため、具体的な工事件名や納入先については記載していない。
2020年には債務超過 資金繰りが厳しく
受注低迷が続くなか、2020年2月期には約1億円の債務超過に陥っていたとされる。その後も資金繰りが難航し、厳しい経営が続いていた。
東京商工リサーチによると、2026年8月下旬には経営トップが死去し、事業継続が困難となった。8月31日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。
現時点では、自己破産申請や破産手続開始決定まで進んだことを示す追加情報は確認できておらず、手続きは「自己破産申請の準備」とされている。
熊川商事の店舗・ブランド、事業承継について
公開情報を確認した範囲では、熊川商事が独自に展開していた店舗名、ブランド名、サービス名などは確認できなかった。また、事業を別法人や個人事業者へ譲渡・承継したことを示す確実な情報も確認できない。
インターネット上には熊川商事の会社情報や営業所情報などが現在も掲載されているが、電話帳や地図サービスなどに残る情報だけでは、2026年8月31日の事業停止後も営業していることを示す根拠にはならない。
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