【岐阜】コスモと「ギフト館林檎」が破産 官公庁・日本郵政グループなどに販促品、6月にも販売員募集
ギフト・ノベルティ用品卸の(株)コスモ(岐阜県羽島郡岐南町)と、グループ会社でギフトショップを運営する(株)ギフト館林檎(岐阜県関市)が2026年9月25日、岐阜地裁から破産手続きの開始決定を受けた。
コスモは法人向けの記念品や販促品、ノベルティ商品の企画・卸売を展開し、ギフト館林檎は関市で実店舗とオンラインショップを運営してきた。林檎では破産の約4カ月前となる6月にも販売スタッフを募集し、7月には8月の営業予定を公式サイトで案内していた。
官公庁・日本郵政グループなどにギフト・販促品
コスモは1990年12月設立、資本金2000万円。ギフト用品や販促品の企画販売・卸売を主力としてきた。
単なる贈答品卸ではなく、企業向けノベルティについて商品企画、デザイン、物流まで一貫してサポート。オリジナルグッズや名入れ商品、ポケットティッシュ、店頭POPなど幅広い販促ツールを扱っていた。
公式サイトでは主要販売先として、金融機関、官公庁、JA全農、百貨店、日本郵政グループ、ドラッグストア、葬儀社、家電販社、自動車ディーラー、結婚式場などを挙げている。
公式サイト上の従業員数は42人。ギフト館林檎のほか、(有)シャディプラザをグループ会社として掲載している。
「ギフト館林檎」は1991年開店、ネット通販も
ギフト館林檎は1991年4月に関店を開業。1998年に店舗を移転・リニューアルし、2010年にはオンラインショップを開設した。
内祝いや法要の引き物、食品、タオル、寝具、食器、生活雑貨、カタログギフトなどを扱い、実店舗とインターネット通販の双方で販売してきた。
会社概要では2017年の売上高が5億1160万4000円、当時の従業員数は18人。一方、2026年6月にハローワークへ出された求人では企業全体6人となっていた。
その求人は関店の接客・販売スタッフを欠員補充で募集するもので、受付日は6月1日、紹介期限は8月31日。破産開始決定の約4カ月前にも採用活動を行っていた。
7月にも「8月の営業」を案内
ギフト館林檎の公式サイトでは2026年7月19日、関店とオンラインショップについて8月の営業・休業予定を掲載していた。
関店は午前10時から午後6時までの営業として、夏季休業日などを告知。オンラインショップについても8月の受注・問い合わせ対応日を案内しており、破産開始決定の約2カ月前まで通常の営業情報が更新されていた。
破産開始後の店舗、オンラインショップの営業状況については確認できていない。
グループ2社が同時に破産開始
コスモとギフト館林檎は2026年9月25日、岐阜地裁から破産手続き開始決定を受けた。
事件番号はコスモが令和8年(フ)第456号、ギフト館林檎が同第457号。破産債権の届出期限はいずれも11月6日、財産状況報告集会などは2027年1月26日に予定されている。
法人番号はコスモが5200001011013、ギフト館林檎が9200001032212。
なお、両社の公式沿革では2015年の企業再編に関する記載が一部異なっているため、本稿では現在確認できる別法人のグループ会社として扱っている。
負債額や破産に至った具体的な経緯については確認できていない。
| 法人名 | (株)コスモ | (株)ギフト館林檎 |
|---|---|---|
| 所在地 | 岐阜県羽島郡岐南町 | 岐阜県関市 |
| 法人番号 | 5200001011013 | 9200001032212 |
| 主要事業 | ギフト・販促品・ノベルティの企画、卸売 | 贈答品・生活雑貨の店頭、ネット販売 |
| 破産開始 | 2026年9月25日 | 2026年9月25日 |
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